Claudio Baglioni(クラウディオ・バリォーニ/66歳/Roma出身)とGianni Morandi(ジァンニ・モランディ/73歳/Emilia Romagna州Monghidoro出身)の2人が2015年、コンビで共演するプロジェクト"Capitani coraggiosi(意:勇敢な船長たち)"を敢行。プロジェクト名の由来は英作家ラドヤード・キップリング作の小説『勇ましい船長』(少年向けでは『ゆうかんな船長』)で、『我は海の子』(1937)というタイトルで映画化もされている。
Capitani coraggiosi il live-2

BaglioniとMorandiは過去に何度か共演をしているが、今回は初めてコンビ名で新曲発表、コンサート開催、アルバムを発売する大掛かりなプロジェクトとなった。まず最初に2015年6月にプロジェクト名を冠した新曲「Capitani coraggiosi」を発表。作詞&作曲はBaglioniが単独で行っている。公式ヴィデオクリップのロケ地はUmbria州Castelluccio。

2015年9月10日〜22日のうち10日間に渡ってRomaのオリンピック競技場Centrale del Foro Italicoでライヴコンサートが行われたが、2晩で1セット・計5時間に渡る豪華絢爛なショウとなった。このコンサートの模様は、2夜分が10月6日&7日に分けてRAIでそのままTV放映されたものの、公式サイトのオンデマンド映像は国外からのアクセス禁止措置が施されており、日本在住のファンには観賞する機会が奪われたままである。
Capitani coraggiosi il live-5
Capitani coraggiosi il live-6

2016年2月にライヴアルバム『Capitani coraggiosi - il live』が発売され、通常版は2CD、DX版は3CD+DVD仕様なので、DX版にはこのTV放映分が収録されるものと誰もが期待していたが、なぜかリハーサル映像等のみの収録となり、CDの方もゲスト出演者との共演音源が全てカットされた仕様となってしまったのが残念。逆にTV放映分では披露していないライヴテイクやリハーサル時にしか演奏されなかった音源がCDに収められているものもある。同ライヴアルバムは2016年年間アルバムチャートの11位(総合12位)にランクインした。
Claudio Baglioni + Gianni Morandi - Capitani coraggiosi il live

当Piccola RADIO-ITALIAは独自にこの市販盤未収録かつ日本から閲覧不可能なTV映像を全て入手し、2月FESTAでは第3部と第4部に渡って、それぞれ第1夜と第2夜のハイライトシーンを紹介した。この記事上では同等の映像が動画サイトにUPされているテイクのみ引用する。

共演プロジェクト名を掲げた新曲「Capitani coraggiosi」でライヴは始まる。

続いてBaglioniの曲「Io sono qui(意:僕はここに)」https://youtu.be/z_ttqRV8NhI。そしてMorandiの曲「Scende la pioggia(意:雨が降る)」https://youtu.be/z4LI8T5dYD4までの3曲を2人でデュエットで披露する。4曲目以降は基本的にそれぞれのヒット曲をそれぞれが独唱する演目が主体となる。

9曲目のMorandiのヒット曲「Banane e lampone(意:バナナとラズベリー)」を共演する前に、2人の衣装バトルが始まる。Morandiの赤いジャケットに嫉妬したBaglioniがより派手な赤いジャケットに着替え、ならばMorandiは勲章がたくさん付いたミリタリーコートに、Baglioniはイナズマ模様入りの革コートを羽織り、Morandiはアニマル柄のゴッドファーザー風の出で立ちに。そして最後はBaglioniが光る天使の羽根のギミック付きのジャケットで決定打を与える。初日の見せ場のひとつだ。https://youtu.be/CYER72Llf4Q
Capitani coraggiosi il live-12
Capitani coraggiosi il live-7
Capitani coraggiosi il live-13
Capitani coraggiosi il live-14
Capitani coraggiosi il live-15
Capitani coraggiosi il live-16
Capitani coraggiosi il live-17

曲の最後には第1夜の最初のゲスト、俳優&芸人Neri Marcore`(ネリ・マルコレー)とGeppi Cucciari(ジェッピ・クッチァーリ)の2人が歌いながら登場する。
Capitani coraggiosi il live-10
Capitani coraggiosi il live-19
Capitani coraggiosi il live-18

18曲目のBaglioniの曲「Dov'e` dov'e`(意:どこに どこに)」では、人気ラッパーの2人J-Ax(ジェイ・アックス)とFedez(フェデツ)の2人が加わり、会場名に因んでBaglioniがこの4人組を"Four Italico"と名付け、Baglioniもラップ調で歌い始める。第1夜の最高のハイライトシーンとなる。

※当サイトでのFedezの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Fedez

24曲目はBaglioniの曲「Strada facendo(意:道行きながら)」

25曲目にして第1夜のフィナーレはMorandiの曲「C'era un ragazzo che come me amava i Beatles e i Rolling Stones(意:ビートルズとローリング・ストーンズを愛する僕のような青年がいた)」。

※当サイトでのClaudio Baglioniの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Claudio_Baglioni

※当サイトでのGianni Morandiの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Gianni_Morandi


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2017年に達する年齢で表記。

Continua alla prossima puntata.(続く)