第2部

日伊国交樹立150周年記念事業「イタリア・アモーレ・ミオ!」で来日し、ステージを披露することとなった、もうひとりは、サンレモ音楽祭2015新人部門優勝者にして、同音楽祭2016で大賞部門第3位に輝いた、Sugar Music期待の大型新人Giovanni Caccamo(ジォヴァンニ・カッカモ/Sicilia州Modica出身/26歳)だ。

超大御所Franco Battiato(フランコ・バッティアート)に見出され、Sugar MusicのCaterina Caselli(カテリーナ・カゼッリ)に託され、鳴り物入りでシーン登場した次世代スターで、その楽曲作りのセンスも好評で、クラシック・スタイルのイケメン青年だ。

サンレモ音楽祭2016では、Amici優勝のDeborah Iurato(デボラ・ユラート/Sicilia州Ragusa出身/25歳)と組んで、ベテラン勢の出場者の中で、最終上位3組に残る実績を残した。出場曲「Via da qui(意:ここから向こうへ)」はCaccamoではなく、人気バンドNegramaro(ネグラマーロ)のフロントマンGiuliano Sangiorgi(ジゥリアーノ・サンジォルジ)が書き下ろしている。

サンレモ2016第3夜のカヴァー大会で彼らが披露したのは故Pino Daniele(ピーノ・ダニエレ)の隠れた名曲「Amore senza fine(意:終わりなき愛)」。

以上のサンレモ2016関連2曲を含むCaccamoの2ndアルバムが『Non siamo soli(意:僕らは二人っきりじゃない)』。

Giovanni Caccamo - Non siamo soli

FESTA直後の4/11に発表されたNewシングルはアルバムタイトル曲「Non siamo soli」だ。

さて、では1年前のデビューアルバム『Qui per te(意:ここは君のため)』(2015)から。

Giovanni Caccamo - Qui per te

何と言ってもサンレモ2015出場曲にして自作曲「Ritornero` da te(意:僕は君の所に戻るだろう)」は、新人部門優勝の栄冠に輝いただけでなく、名誉あるMia Martini賞(批評家賞)、Lucio Dalla賞(記者クラブ賞)、Emanuele Luzzati賞など、新人部門の副賞のほとんどを独り占めする大躍進を遂げて、いきなり赤丸最重要大型新人として注目を浴びる事になったのだ。

しかも同音楽祭の大賞部門に出場した先輩歌手Malika Ayane(マリカ・アヤン/32歳/Milano出身)が歌った「Adesso e qui [nostalgico presente](意:今とココ[郷愁的現在])」の作曲者のひとりとしても名を連ねていたCaccamo。ちなみに同曲は大賞部門3位に留まったものの、栄誉あるMia Martini賞を受賞。つまり同年のサンレモ音楽祭は大賞部門&新人部門の両部門とも、Caccamoが書いた楽曲が批評家賞を受賞するという快挙となった。往々にして、このMia Martini賞こと批評家賞が、真の優勝曲と噂される事が多いという事実を鑑みれば、その凄さが想像できるだろう。

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同アルバムからの2ndシングル「Oltre l'estasi(意:恍惚の向こうに)」。

3rdシングル「Distante dal tempo(意:時間から隔たって)」。

アルバムデビュー前の2013発表の楽曲「L'indifferenza(意:無関心)」。

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さて、5月31日からは、正調ナポレターナの第一人者Mario Maglione(マリオ・マリォーネ/Napoli出身)が、3年ぶりの日本ツアーを行う。

Mario Maglione2016

2014年のライヴ映像で名曲「Era de maggio(意:五月だった)」

2011年の来日公演の映像で、松本淳子との共演曲「'O marenariello(意:船乗り/邦題:舟人の歌)」。

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注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2016年に達する年齢で表記。

Continua alla prossima puntata.(続く)