日本で最も有名なイタリアのバンドであり、イタリア本国でも歴史的に重要なバンドとしてリスペクトされているPFM(Premiata Forneria Marconi/プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ)の日本盤3タイトルが発売。(3タイトルとも日本盤初リリース)


『イン・クラシック〜モーツアルトからの祭典(PFM in classic | Da Mozart a Celebration)』(2013年/日本盤発売:2014年2月19日)
PFM - In Classic
2013年にリリースされた彼らの最新作で、クラシックの名曲およびPFMの代表曲を、PFMという稀代のロックバンドと大オーケストラの共演で再現した2枚組の野心作。アルバム発売に先駆けて行われたツアーは、イタリア本国でオーケストラ帯同ムーヴメントの先駆けとなり大きな話題を博した。

[DISC1]
1. 歌劇「魔笛」序曲:モーツァルト 挿入曲:トラゾム、デオアマ
2. 交響詩「死の舞踏」:サン=サーンス 挿入曲:幽霊たちの散歩
3. 「スラヴ舞曲第一番」ドヴォルザーク 挿入曲:スラヴの山々、ピエフ山
4. 「交響曲第5番 第4楽章アダージェット」マーラー 挿入曲:アダージェット エレクトリック・アダージョ
5. バレエ音楽「ロミオとジュリエット」騎士たちの踊り:プロコフィエフ 挿入曲:愛の力 ヴェローナの恋人たち
6. 「ロシアの復活祭」:リスムスキー=コルサコフ 挿入曲:復活祭の舞踏
7. 歌劇「ナブッコ」序曲:ヴェルディ 挿入曲:ドノゾル

[DISC2]
1. 新月〜原始への回帰
2. プロムナード・ザ・パズル
3. 何処で・・・何時・・・
4. 声のマエストロ
5. 九月の情景
6. イタリア組曲:交響曲第4番「イタリア」第1楽章:メンデルスゾーン〜祭典の時:PFM〜歌曲集「音楽の夜会」第8曲「踊り〜ナポリのタランテッラ」:ロッシーニ
7. 歌劇「ウィリアム・テル」序曲:ロッシーニ(BONUS TRACK)


さらに次の2タイトルは、イタリア人の誰もが愛する音楽家として名前を上げることの多いFabrizio De Andre'(ファブリツィオ・デ・アンドレ/1940-1999)に捧げたプロジェクト。デ・アンドレと行動を共にしたことのあるPFMが生き証人としてのアイデンティティを示した作品集となっている。
※本来なら邦題でも“デ・アンドレの〜”と表記すべきところなのだが・・・

『紀元2010年 - PFMとアンドレの新たな旅(A.D.2010 - La Buona Novella)』(2010年/日本盤発売:2014年5月14日)
PFM - AD2010-LaBuonaNovella
デ・アンドレの『La buona Novella(意:福音書)』(1970年/PFM結成直前の各メンバーがスタジオ・ミュージシャンとして参加)をPFM単独でリメイク。キリスト教の正典に採用されなかった聖書外典を民間伝承として捉えたコンセプトアルバム。

1. 宇宙と大地 (プレリュード) Universo e terra (Preludio)
2. マリアの少女時代 挿入曲:誘惑 L’infanzia di Maria incluso La tentazione
3. ジュゼッペの帰り 挿入曲:砂漠の息吹 l ritorno di Giuseppe incluso Il Respiro del deserto
4. マリアの夢 Il sogno di Maria
5. アヴェ・マリア 挿入曲:マリアへのアリア Ave Maria incluso Aria per Maria
6. 大工工房の中のマリア 挿入曲:工房の雑音 Maria nella bottega di un falegname incluso Rumori di bottega
7. 十字架の道 挿入曲:罰の原因 Via della croce incluso Scintille di pena
8. 3人の母 挿入曲:母達の歌 Tre Madri incluso Canto delle madri
9. ティートの遺言 Il testamento di Tito
10. ラウダーテ・ドミヌム 挿入曲:人間への頌歌 Laudate Hominem incluso Ode all'Uomo


『アンドレの詩(PFM canta De Andre')』(2008年/日本盤発売:2014年5月14日)
PFM - Canta De Andre'
諸事情によりサルデーニャで隠遁生活を送っていたデ・アンドレを表舞台に引きずり出して歴史に残るジョイント・コンサート『in concerto - Arrangiamenti PFM』(1979年)を実現させたPFM。そのコンサートをPFMのメンバーだけで再現したライヴ盤

1. 薔薇の口 Bocca di rosa
2. ピエロの戦争 La guerra di Piero
3. 裁判官 Un giudice
4. 73年6月 Giugno '73
5. 大工工房の中のマリア Maria nella bottega del falegname
6. ティートの遺言 Il testamento di Tito
7. トカゲ屋 Zirichiltaggia
8. カードめくり Volta la carta
9. マリネッラの歌 La canzone di Marinella
10. 壊れやすい友人 Amico fragile
11. 漁師 Il pescatore


特に後者2タイトルは、デ・アンドレの簡単なバイオグラフィとイタリア音楽に与えた影響、PFMやNew Trollsらとの関わりなどの解説とともに、難解なイメージのあるデ・アンドレの詩も日本語で読めるので、PFMファンならずも、全てのイタリア音楽ファンには価値を感じていただけるはず。

なおこれら3タイトルにおいて、当Piccola RADIO=ITALIA主宰のYoshioAntonioが対訳協力。

※当サイトでのPFMの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/PFM

※当サイトでのFabrizio De Andre'の紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Fabrizio_De_Andre'


雑誌『ムジカヴィータ・イタリア(MusicaVita Italia)』第6号はファブリツオ・デ・アンドレ&PFMの2大特集!PFM来日取材記事、ヴィットリオ・デ・スカルツィ(ニュー・トロルス)の書き下ろしデ・アンドレ回想録など、読みどころ満載!特に2014年PFM来日時インタビューには、本記事で紹介しているアルバムについて、メンバー本人たちからの熱い想いが語られている。

ムジカヴィータ・イタリア第6号記事/PFM

ムジカヴィータ・イタリア第6号記事/Vittorio De Scalzi