第2部

サンレモ音楽祭2013出場歌手2名のアルバムから

2012年に再来日を果たしたSimona Molinari(スィモーナ・モリナリ/シモーナ・モリナーリ/30歳/Napoli生まれL'Aquila育ち)の『Dr. Jekyll Mr. Hyde(ドクター・ジキル ミスター・ハイド)』(2013)

Simona Molinari-DrJekyll MrHyde

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サンレモ2013で13位となった「La felicita`(意:幸せ)」。アメリカのシンガーソングライターPeter Cincotti(ピーター・シンコッティ)とのデュエットで、SimonaとPeterも作詞に参加しています。

2曲目は、サンレモ2013に持ち込んだもう1曲でアルバムタイトル曲「Dr. Jekyll Mr. Hyde」。かつてヒットパレードにたくさん楽曲を送りこんでいた巨匠、故Lelio Luttazzi(レリオ・ルッタッツィ)の未発表曲を発掘しています。こちらもPeterとの共演。イタリア系アメリカ人のPeterがイタリア語詞をナチュラルに歌うところと、"ミスター・ハイド"の部分を主にPeterが歌うところがミソ。最後で初めてSimonaが歌うと"ミステル・アイド"と、"H"の発音が苦手なイタリア人らしいのはご愛敬。

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なお、Peter Cincottiは去る10月第1週に東京&名古屋のBlueNoteで来日公演を行いました。


続いてはMax Gazze`(マックス・ガッゼ/46歳/ベルギー育ち現Roma在住)の『Sotto casa』。ソロのカンタウトーレとしてだけでなく、セッションベーシストとしても活躍する異色の存在で、本アルバムの収録では本職のベース以外にピアノやキーボード、パーカッション、スライドギターも弾いています。

Max Gazze-Sotto Casa 2013

サンレモ2013で7位となったアルバムタイトル曲「Sotto casa」。Festaでは公式videoclipで紹介しましたが、Virginレーベルの方針で、日本からは閲覧制限がかかっているため、ここではRadio放送時のスタジオライヴの映像で。

サンレモ2013に持ち込んだもう1曲「I tuoi maledettissimi impegni(意:君の忌まわしすぎる用事)」。仮面を付けたエキストラが大勢出演するインパクトの強い公式videoclipが制作されていますが、前出の理由で日本では閲覧制限がかかっているため、ここではRADIO-ITALIAのライヴ映像で。

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当FESTAの2日前の10月10日、Alunni del Sole(アルンニ・デル・ソーレ/1968年Napoliで結成)のヴォーカリスト&ピアニストのPaolo Morelli(パオロ・モレッリ)が梗塞のため60歳で亡くなりました。日本では“ラヴロック”というカテゴライズをされていたバンドでしたね。Giuseppe Marotta(ジゥゼッペ・マロッタ)の同名タイトルの小説からバンド名を取った、イタリアの歴史的なグループのひとつでした。

Alunni del Sole-Paolo Morelli

Alunni del Sole-1

その追悼の為に、彼らのヒット曲を2曲紹介しました。「E mi manchi tanto(意:そして君にとても会いたい)」(1973)。同年のCanzonissimaの映像で。同曲はPatty Pravo(パッティ・プラヴォ)やFranco Simone(フランコ・スィモーネ)らにもカヴァーされた隠れた名曲と言えるでしょう。ちょうど40年前の映像なので、Paoloは当時19か20歳。そう見えませんが(汗)

そして彼らの代表曲のひとつといえる「Concerto(コンチェルト)」。Canzonissima1973/1974の映像で。

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注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2013年に達する年齢で表記しています。

Continua alla prossima puntata.(続く)