第3部

第3部は2人の大物カンタウトーレの2013年発表アルバムを。

一人目はGianna Nannini(ジァンナ・ナンニーニ/59歳/Siena生まれ)の『Inno(意:賛歌)』(2013)。56歳での初産直後に前作アルバム『Io e te』を出していますが、妊娠中に制作された作品だったので、今回の『Inno』がママになって初制作のアルバムと言えるでしょう。全曲の曲作りを自身が手掛けています。(2013年1月15日発売)

GiannaNannini-Inno

アルバムタイトルに現されているように、短い讃美歌調のコーラス曲で始まるアルバムで、ロンドンのアビーロードスタジオで録音した柔らかなオーケストラやコーラスワークに包まれたサウンドの中に時折、彼女の持ち味のロック・スピリットを垣間見せる聞き応えのあるアルバムに仕上がっています。既にゴールド・ディスクを獲得。ギタリストのDavide Tagliapietraが参加しています。

先行発売第1弾シングル曲「La fine del mondo(意:世界の終わり)」は初登場でチャート1位を獲得。公式ヴィデオクリップで。

第2弾シングルとなったのは、Tiziano Ferroとの共作「Nostrastoria(意:私たちの物語)」。

第2弾シングルとなったのは、「Scegli me(意:私を選んで)」。

※当サイトでのGianna Nanniniの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Gianna_Nannini


Renato Zero(レナート・ゼロ/63歳/Roma生まれ)の4年ぶりのオリジナルアルバム『Amo - Capitolo I(意:僕は愛する - 第一章)』。2013年3月12日発売、自身の27作目で、既にプラティナディスクを獲得しています。

RenatoZero-Amo

Renatoによると、アルバムタイトル"僕は愛する"は、ずっと応援してくれるファン(ソルチーニ)に対する気持ちだと語る一方、サブタイトルの"第1章"の意図については口を閉ざしていますが、シリーズ化を予感させられます。また初回生産版はタイトル名が封蝋を模した立体形加工されています。アナログ盤も同時リリーズ。

メインプロデューサーにTrevor Horn(元バグルス&元イエスのヴォーカリスト、Paul McCartney、Simple Minds、Genesisのプロデューサー)を招き、録音はイタリア国内の他、ロンドンとブタペスト。事前予告で最高の野心作を出すと事前予告していたものの、作品群はポップ、ロック、ダンスの要素が入り、従来のファンにも安心感のあるサウンドとなっています。

先行発売シングル「Chiedi di me(意:君は僕の事を求める)」。ここでは人気TV番組I migliori anni(まさにRenatoのヒット曲を基にした番組名!)出演時の映像で。

「Lu」は亡きルーチョ・ダッラに捧げた楽曲。2013年3月4日、1周期&生誕70周年イベント4 Marzo(3月4日)の映像から。

※当サイトでのLucio Dallaの訃報記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/archives/52001543.html

「La vita che mi aspetta(意:僕を待っている人生)」も人気TV番組I migliori anni出演時の映像で。

Festaでは45分に渡ってRenato Zero特集となった同番組のハイライト映像もご紹介しました。Renato Zeroの過去の映像グラフィティなどが紹介され、現在のRenatoが過去の自分とデュエットするシーンなどが見どころでした。

※当サイトでのRenato Zeroの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Renato_Zero


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2013年に達する年齢で表記しています。