第4部

ますます快進撃中のLigabue(リガブエ/52歳/Correggio出身)が、2005年の18万人を集めた歴史的な野外ライヴ『Campovolo(カンポヴォーロ(意:飛行場)』に引き続き、2011年7月16日に同会場で行った野外ライヴ『Campovolo 2.011』は、2005年実施時の反省点から安全面を考慮して11万人に限定して行いましたが、その模様が2011年12月7日より2012年始にかけて3D映画として上映されるなど、再び大きな話題を集めることとなりました。

その映画のセル作品「Campovolo - il film(カンポヴォーロ / 映画)」が2012年3月7日に待望の発売となりました。ブルーレイ版は劇場公開同様の3D版に加え、2D版も収録、DVD版は2D版のみの収録となっています。

Ligabue - campovolo - dvd_bd

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そのCampovoloでは、2012年9月22日にも大規模なコンサートが行われました。2012年5月20日に発生したイタリア北部地震の復興のためのチャリティコンサート『Italia Loves Emilia(意:イタリアはエミリアを愛している)』で、15万人超の観衆を集めました。

出場した13アーティストの中では、被災地と同じEmilia Romagna集出身者であり、Campovoloでのコンサートの先駆者と言えるLigabueの存在は大きかったかと推定できます。

ItaliaLovesEmilia

その『Italia Loves Emilia』のDVDが、開催からわずか2ヶ月後の11月中に早くも発売するということですので、その前にLigabueのCampovolo 2.011ライヴをきちんと紹介しておくことにしましょう。

映画の冒頭は、今回のプロジェクトのプロデューサーを務めたClaudio Maioli(クラウディオ・マイォーリ)とのLigabueの2ショットシーンから始まります。その映像から、どうやらこの2人が長年の知己であることが想像できます。

Claudio Maioliは、かつてLucio Battisti(ルチォ・バッティスティ)のバックでピアノを弾いていたミュージシャンで、作曲家としても、カンタウトーレとしても活動歴がある人物です。自作曲を歌って一番ヒットしたのが、アニメ『北斗の拳』のイタリア版『Ken il guerriero(意:戦士ケン)』の主題歌でした。

続いてライヴシーンに突入し、2002年のヒット曲"Questa è la mia vita(意:これが俺の人生)"、そして近作" Un colpo all'anima(意:身体は心へ)"(2010)

映画にも造詣の深いことで知られるLigabueですが、初の監督作品『Radiofreccia(意:ラジオ<矢>)』(1998年作)が、この映画『Campovolo 2.011』の中でも紹介されており、Ligabueの不遇時代から支え続けてきた先輩カンタウトーレFrancesco Guccini(フランチェスコ・グッチーニ)がバリスタ役で登場したシーンや主人公Freccia(意:矢)役のStefano Accorsi(ステーファノ・アッコルスィ)のラジオDJシーンなどが紹介されています。同映画は、2011年イタリア映画祭で日本でも上映されました。

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続いて登場するCampovoloのライヴシーンで披露するのは、近作のバラード" Ci sei sempre stata(意:いつも君がいた)"

前出のFrancesco GucciniとLigabueが共作した楽曲"Ho ancora la forza(意:俺はまだ力を持っている)"(2000)は、敏腕音楽職人Mauro Pagani(マウロ・パガーニ)との2人編成で披露され、Mauro Paganiがハーモニカ→フルート→ヴァイオリンと持ち替えていくのが見もの!

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"Buonanotte all'Italia(意:お休みなさいイタリア)"(2008)と" Quando canterai la tua canzone(君が君の歌を歌うとき)"(2010)では、なんとCorrado Rustici(コッラド・ルスティチ)とMauro Pagani(マウロ・パガーニ)が同じ舞台に登場するという、イタリア音楽ファン、特にプログレファンには、夢の競演のひとコマですね!

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最も盛り上がる楽曲"Il meglio deve ancora venire(意:最も良いモノは再びやってくるはずだ)"(2010) そして未発表曲"Ora e allora(意:現在と当時)"(2011)


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2012年に達する年齢で表記しています。

次回FESTAは: 11月24日(土)に通常のFESTA形態で開催予定です。