第3部

第2部に引き続き、CD3枚+DVDの4枚組仕様「Canzonissima」(2012)特集のPart2。

Canzonissima

Gigliola Cinquetti(ジリオラ・チンクェッティ/現65歳/Verona出身)の"Alle porte del sole(邦題:太陽のとびら)"は、1973年Canzonissima優勝曲となっただけでなく、自身の最大のヒット曲になりました。当時26歳。

バスドラムが普通のPOPSと異なるビートを刻むあたりが、1973年当時のプログレブームの存在を感じさせてくれます

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Camaleonti(カマレオンティ/意:カメレオンたち/Milanoで結成)は、1960年代初頭から今も活動を続けるイタリア最古参バンドのひとつ。Mario Lavezzi(マリオ・ラヴェッツィ)が在籍していたことでも知られています。1973年Canzonissima出場時の映像で、"Amicizia e amore(意:友情と愛情)"。Giancarlo Bigazzi(ジァンカルロ・ビガッツィ)が書いた楽曲で、重厚でやや不協和音気味のオーケストレーションが緊張感のある独特の世界観を醸し出しています。メインヴォーカルのToninoは当時27歳。

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Vianella(ヴィアネッラ)は、カンタウトーレのEdoardo Vianello(エドアルド・ヴィアネッロ/現74歳/Roma出身)とWilma Goich(ヴィルマ・ゴイチ/日本語表記:ウイルマ・ゴイク/現67歳/Liguria州Savona近郊出身)という2人のソロアーティストが、結婚後に始めた夫婦デュオ。

1973年Canzonissima出場時の映像で、"Canto d'amore di Homeide(意:オメイデの愛の歌)"。コンセプトアルバム「Homeide(オメイデ)」に収められていた楽曲で、人類の創生から未来にかけた壮大な物語が音楽で綴られています。Amedeo Minghi(アメデオ・ミンギ)が書いた楽曲。当時Edoardo35歳、Wilma28歳。

Vianella出場は4’50”辺りから

Giuseppe Marottaの同名タイトルの小説からそのままグループ名を採用したAlunni del Sole(アルンニ・デル・ソーレ/意:太陽の生徒たち/Napoli出身)も、1960年代から現在も活動を続けている息の長いグループで、Paolo Morelli(パオロ・モレッリ/Piano&Vocal)とBruno Morelli(ブルーノ・モレッリ/Gt.)の2人の兄弟を中心に結成されました。1973年Canzonissima出場時の映像で"Concerto(コンチェルト)"

Wess e Dori Ghezzi(ウェス・エ・ドリ・ゲッツィ)は、イタリアに帰化したアフリカ系アメリカ人のWess(ウェス/1945-2009/64歳没)とDori Ghezzi(ドリ・ゲッツィ/現66歳/Monza近郊出身)のデュオ。Dori Ghezziは後にFabrizio De André(ファブリツィオ・デ・アンドレ)の伴侶となることでも有名ですね。

Canzonissima最後の年となった1974/1975年で彼らが優勝を勝ち取った楽曲は、"Un corpo e un'anima(意:体と心)"。この直後にブレイクを果たすUmberto Tozziが書き下ろしています。当時Wess29歳、Dori Ghezzi28歳。

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本来なら最後の優勝曲で幕引きとするのがセオリーですが、ここで筆者の個人的な想いの強い楽曲を。Gianni Nazzaro(ジァンニ・ナッザーロ/現64歳/Napoli出身)が1974年のCanzonissimaで歌ったのは、"Piccola mia piccola(意:僕の小さくて可愛い女の娘)"。当時売出し中の若手カンタウトーレSandro Giacobbe(サンドロ・ジァコッベ)がGianni Nazzaroに書き下ろした楽曲で、後に作者のSandroがセルフカヴァーをしています。

イタリア本国での人気とリアルタイムとなる1978年に、Sandro GiacobbeはGigliola Cinquettiと共に来日コンサートを行い、そのステージでこの"Piccola mia piccola"を歌ってくれたのを、筆者は今でも鮮明に覚えていたのですが、今までGianni Nazzaroが歌っている映像を見たことがなく、ずっと探していたからでした。Gianni Nazzaroは当時26歳。


さてここで来日情報を。

2011年1月に初来日を果たしたSimona Molinari(スィモーナ・モリナリ/日本での表記:シモーナ・モリナーリ/29歳/Napoli生まれl'Aquila育ち)が、2012年12月に再来日を果たします。

【来日情報】
日時:2012年12月4日(火)19時より
場所:新宿 ハイアット リージェンシー ホテル 東京
主催:在日イタリア商工会議所
参加費:23,000円 (フルコースディナー込)
詳細:http://iccjgala.com/

Simona Molinari

当Piccola RADIO-ITALIAは、Simona Molinariご本人から日本の皆さんへのメッセージをお預かりしています。

Di Tokyo ho un ricordo bellissimo, I colori e la maestositá della cittá,
la disponibilitá e la gentilezza delle persone che ho incontrato, il magnifico Bluenote,
ma soprattutto il calore e l'attenzione della gente che mi ha ascoltato e applaudito.
Mi ero ripromessa di tornare ancora a cantare a Tokyo
e così sará nella prima settimana di dicembre 2012...Vi aspetto!

東京にはとっても素敵な思い出があるわ、街の色彩と壮観さ、
私が出会った人々の献身的さと優しさ、素晴らしいブルーノート、
でも特に、私(の音楽)を聴いて拍手喝采してくれた人々の情熱さと注意力だわ。
私は(その時から)また東京に歌いに戻ろうと思っていたら、
こうして2012年12月の第1週に実現するわ・・・・あなたたちを待っているわ!

※2011年来日時のインタビューはこちら
http://piccola-radio-italia.com/archives/51901516.html

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注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2012年に達する年齢で表記しています。

Continua alla prossima puntata.(続く)