第4部

Vinicio Capossela(ヴィニーチョ・カポッセラ/47歳/独ハノーファー生まれ伊Emilia-Romagna育ち)は、2011年の大作「Marinai, profeti e balene(船乗り、預言者とクジラ)」から僅か1年強の2012年6月12日にアルバム「Rebetiko Gymnastas(レベティコ運動)」(2012)を発表しました。

Vinicio Capossela - Rebetiko Gymnastas

アルバムタイトルに掲げられた『rebetiko』とは、19世紀から20世紀にかけて生まれたギリシャのフォルクローレのこと。Vinicioは今回のアルバムで自身の過去の作品8曲をこのrebetiko風に再アレンジしたものに加えて、4曲の未発表曲を収録してリリースされています。

2012年6月2日にリリースされた第1弾シングル曲"Abbandonato(見捨てられて)"は、アルゼンチンのフォルクローレ歌手Atahualpa Yupanqui(アタウアルパ・ユパンキ/1908-1992)作の"Los ejes de mi carreta"のイタリア語カバー。公式ビデオクリップで。

"Rebetiko mou"はTV出演時の映像で。

"Scivola vai via(滑るように行ってしまう)"は、自身の1990年作のアルバム「All'una e trentacinque circa(1時35分頃に)」に収録されていた楽曲で、今回、rebetiko風に再アレンジして披露された楽曲のひとつ。TVライヴ映像で。

また前作の大作「Marinai, profeti e balene(船乗り、預言者とクジラ)」(2011)は、Targa Tenco賞を獲得した傑作アルバムでしたが、Roma Auditorium Parco della Musicaでのライヴを収めたDVD付きのDX版アルバム(3枚組/2CD+DVD)が、2011年暮れに追加リリースされています。

※アルバム「Marinai, profeti e balene」とTarga Tenco賞2012の紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/archives/51967724.html

VinicioCapossela-MarinaiProfetiEBalene-SpecialEdition

イタリアで活動する日本人サウンドデザイナーTaketo Gohara氏が今回も音響監督を務めているところも特筆するところ。

7月FESTAのエンディングはこの重厚なアルバムを忠実に再現したライヴ映像をご紹介して締める事となりました。

FESTAでは、1曲目は"Il Grande Leviatano(レビヤタン/水棲怪物)"、2曲目は"Billy Budd(ビリー・バッド)"、3曲目は"Pryntyl(プリンティル)"、4曲目は"Le sirene(セイレン/人魚)"と、4曲をピックアップして紹介しましたが、ここではライヴ映像をそのまま貼っておきます。

※当サイトでのVinicio Caposselaの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Vinicio_Capossela


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2012年に達する年齢で表記しています。

次回8月FESTAは、8月18日(土)の開催予定です。