2012年4月28日(土)、Joe Barbieri(ジョー・バルビエリ/39歳/Napoli出身)の来日公演を観て参りました。(9:30〜の2nd show)

Joe Barbiri nel Cotton Club
 写真提供/COTTON CLUB  撮影/米田泰久

※Joe Barbieriの来日情報はこちら
http://piccola-radio-italia.com/archives/52002162.html

※当サイトでのJoe Barbieriの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Joe_Barbieri

会場となったCotton Clubは、筆者にとっては初めて訪れる場所でしたが、Blue Note Tokyoと系列店だけあって、非常に似たコンセプト&雰囲気の内装です。

でも、Cotton Clubの方がやや落ち着いた雰囲気を感じましたし、また主要駅から近く(東京駅から徒歩2分)の立地もGood!特に今回、筆者は川崎でのPooh公演を中抜けして駆け付けたので、この地の利に大いに助けられました。

Joe Barbieri nel Cotton Club

またこのCotton Clubは、客席の通路を縫うように通って出演者がステージに上がるので、握手や声掛けなど、出演者と客席のコミュニケーションがし易いのも魅力的でした。

Joe Barbieri nel Cotton Club
 写真提供/COTTON CLUB  撮影/米田泰久

いざ、公演開始時刻になると、まずはバンドメンバーがステージに上がります。
ドラム、ウッドベース、ピアノ、ギターというオーソドックスな編成に加え、チェロを加えているのがエキセントリックで、このチェロがサウンド面で重要なエッセンスとなっていました。バンドメンバーは以下の通り。

Antonio Fresa(アントニオ・フレーザ/Piano)アレンジャー&プロデューサー
Sergio Di Natale(セルジォ・ディ・ナターレ/Ds.)
Giacomo Pedicini(ジァコモ・ペディチーニ/B.)
Stefano Jorio(ステーファノ・イォーリォ/Violoncello)

Joe Barbieri e la sua band

そして一呼吸置いて、今夜の主役、Joe Barbieriの入場。静かでメローな楽曲からコンサートが始まると、Cotton ClubはもうJoeの甘美な音楽の世界に!

"Normalmente(いつものように)"や"Lacrime di coccodrillo(ワニの涙)"のパフォーマンスは、溜息が漏れてしまいそうな素晴らしさ!

しかしそこはイタリア人、しかもNapoliっ子のJoe。次第にダンサブルなナンバーも演奏し出し、陽気な雰囲気も醸し出してくれました。特にイタリアでも3月にリリースしたばかりの"Zenzero e cannella(ジンジャーとシナモン)"は、本当にゴキゲンでした。

圧巻は、震災からの復興に励む日本のためにと、"見上げてごらん夜の星を"を日本語で歌ってくれたこと(Newアルバムにも日本盤のみのボーナストラックとして収録)。Joe自身が奏でるギターとチェロ1本のメランコリックな雰囲気の中、イタリア人には難しいはずの"H"の発音も完ぺきに、情緒豊かな日本語で歌ってくれました。それにも関らず、『間違ったりしたらごめんね』と前置きしてから歌い始めた謙虚なJoeの人柄に惹かれてしまいました。

まさに筆者が観に行ったその時のパフォーマンスをJoeのスタッフが撮影し、YouTubeにUPしてくれました。

また、ステージ毎に、ステージ側からJoeを含んだ観客席を撮影し、facebookに公開するという楽しい試みも行ってくれてたのも、観客には嬉しかったですよね!

Joe barbieri dal palco al Cotton Club Tokyo

公演後は、Joeと共同プロデューサー&アレンジャーのAntonio Fresaの2人がクロークの手前に立ち、観客の見送りをしてくれていました。もちろん握手、サイン&写真撮影などのサービスをしてくれていました。

Antonio Fresa e Joe Barbieri

Joe e YoshioAntonio

Firma di Joe Barbieri

そしてサインだけでなくご丁寧に、一人一人異なるメッセージを書いてくれてたJoe。筆者には:

UN GRANDE GRANDE ABBRACCIO!(大きな・大きな抱擁を!)

とか、

VIVA IL GIAPPONE!(日本万歳!)
VIVA L'ITALIA!(イタリア万歳!)

などと書き添えてくれました。

今回の来日公演で唯一残念だったのは、その公演日程。多くのイタリアファンは毎年この時期に恒例のイタリア映画祭に集中するのに加え、今年は国民的人気バンドPoohの初来日公演日とフルに重なったので、涙を飲んでJoe Barbieri公演を見送った人も多かったようです。

次回はぜひ、イタリア音楽ファンが多数詰め寄せた状態でJoeを日本に迎えたいところですね。

翌29日にはPiccola RADIO-ITALIAとして、Joeへのインタビューを敢行したのですが、こちらは別記事にて。
http://piccola-radio-italia.com/archives/52012800.html