第82回Festaは、22名の参加者が集まり、東京・亀戸の某所にて3/10(土)に開催されました。参加者の内訳は男性6名 女性16名(うち、初参加者2名)。

まさに『隠れ家』となるプライヴェートなバンケットルームを貸し切り、極上の音楽と夜景を楽しむ、至福のひと時となったかと思います。

集合写真集合写真撮影
POP!ITALIANO
kazuma氏

第1部

第62回を迎えたFestival della Canzone Italiana 2012 (サンレモ音楽祭2012)が、2012年2月14日〜18日の5日間にかけて開催されましたので、サンレモ2012特集その1を3月FESTAの第1部に充てました。

Sanremo-2012

※既に当サイト内に特集記事をUPしておりますので、サンレモ2012の全体像はそちらをご覧ください。
http://piccola-radio-italia.com/archives/51997210.html

昨年に続いて総合司会を務めたのはイタリアの国民的スターGianni Morandi(ジァンニ・モランディ/68歳/Monghidoro出身)

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※当サイトでのGianni Morandiの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Gianni_Morandi

そして司会アシスタントは、Rocco Papaleo(ロッコ・パパレオ/54歳)とIvana Mrazova(イヴァンカ・ムラゾヴァ/20歳/チェコ出身)。

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しかしながらIvanaは頸椎を痛めて初日の出演が出来なくなり、急遽、昨2011年のサンレモ音楽祭で同役をこなしたElisabetta Canalis(エリザベッタ・カナリス/34歳/イタリアSassari出身)、Belén Rodríguez(ベレン・ロドリゲス/28歳/アルゼンチン出身)が代役に呼ばれ、Ivanaが2夜目より登場した後も、この3人の美女がアシスタントを務めることとなりました。

Sanremo2012_3Bellezze

イタリアで大きな話題となったのは、この3人の美女たちの露出度の高さ(笑)。特に注目を集めたのは、Belénの大胆なスリット入り衣装。当然、この中身はどういうことになっているのか?という点に関心が注がれ、Cストリングを着用していた!というオチで盛り上がっていたこともあります。(苦笑)

Belen

Belen-UP

cstring


さて、本題の音楽祭への出場曲ですが、まずはSanremo Social(新人部門)の入賞曲から。
今回は8名の新人が1対1の勝ち抜き戦で4名の入賞者(曲)が決まり、その4名の入賞者(曲)の中で順位を争うルールとなりました。

第4位となったのはカンタウトーレのMarco Guazzone(マルコ・グァッツォーネ/24歳/Roma出身)の"Guasto(ダメージ)"。カンタウトリーチェのGiulia Anania(ジゥリア・アナニア)を勝ち抜いて、最終的に4位となりました。指揮者は同楽曲の共作者であるStefano Costantini(ステーファノ・コスタンティーニ)が、弱冠22歳でのサンレモ音楽祭の指揮者を務めました。

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第3位となったのは、バンド形態のIohosemprevoglia(イォオセンプレヴォッリァ/Monopoliで結成)の"Incredibile(信じられない)"。同バンドのヴォーカリストVittorio Nacci(ヴィットリオ・ナッチ)が独りで書いた楽曲です。カンタウトリーチェのCeleste Gaia(チェレステ・ガイア)を勝ち抜き、一時は2位に着けたものの、最終的に3位に留まる事となりました。

Iohosemprevoglia


第2位となったのは、カンタウトリーチェのErica Mou(エリカ・ムー/23歳/Puglia州Bisceglie)が独りで書きあげた楽曲"Nella vasca da bagno del tempo(時のバスタブの中で)"。Bidiel(ビディエル)を勝ち抜き、一時は3位だったものの、ゴールデンシェア賞の獲得が順位繰り上げに貢献し、2位に浮上、新人部門のMia Martini賞(批評家賞)も獲得しました。

EricaMou

Erica Mou / e


そして優勝に輝いたのは、Alessandro Casillo(アレッサンドロ・カズィッロ/16歳/Assago出身)の"È vero [che ci sei]([君が居るのは]本当のことさ)"。驚くべきことにサンレモ出場時には 弱冠 15歳だったAlessandroですが、既にイタリアのTV番組『Io canto(意:私は歌う)』という5歳〜16歳の少年少女のタレント発掘番組の2011年シーズンで大活躍を果たし、既に名前も顔も売れていたことから、優勝は当然と言えば当然の結果だったかもしれません。

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Alessandro Casillo / e` vero

サンレモ音楽祭でこの強敵と組み合わされたカンタウトリーチェのGiordana Angi(ジォルダーナ・アンジ)は当然予選落ちとなり、運が悪かったとしか言いようがありませんでしたね。

特に今回のサンレモ2012の新人部門では、インターネット上で事前に楽曲を紹介し、facebookで投票して貰うことが本選の成績に大きく関与するルールが取り入れられた事が特筆することでしょう。特にErica Mouはこの恩恵を受け、facebookで人気を集めたことが副賞獲得に繋がり、結果順位繰り上げに大きく貢献したようです。

音楽祭の初日までに参加曲を公衆に向けて一切公開してはならない、というサンレモ音楽祭の伝統的な厳格ルールが、新人部門に限っては大きく変わろうとしている事が感じ取れる事象だと思います。

※サンレモ音楽祭についての簡単な解説はWebコラム『イタリアPOPSのススメ』をご覧ください。
12.2012年サンレモ音楽祭
http://www.c-light.co.jp/modules/column/index.php/Iwasa_10/iwasa_10_12.html
10.イタリアのPOPSシーンの事情
http://www.c-light.co.jp/modules/column/index.php/Iwasa_10/iwasa_10_10.html


さらにArtisti部門(一般部門)の副賞獲得者(曲)から。

栄誉あるMia Martini賞(批評家賞)を獲得したのは、カンタウトーレのSamuele Bersani(サムエレ・ベルサーニ/42歳/Rimini出身)の自作曲"Un pallone(球)"。いつもながら、不可思議な歌詞で綴られたエキセントリックな楽曲でしたが、Mia Martini賞受賞は、まさにベストな判定結果だったと言えるでしょう。

Psyco - 20 anni di canzoni

既に当サイトのサンレモ2012結果特集記事で楽曲の動画を紹介しておりますので、3月FESTAでは、サンレモ2012第4夜に繰り広げられたゲストを招いてのステージ映像でご覧いただきました。

俳優であり、歌手でもあるPaolo Rossi(パオロ・ロッスィ)を招いてのステージから。

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※当サイトでのSamuele Bersaniの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Samuele_Bersani


そして、2012年のEurovision Song Contest(ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト)のイタリア代表出場権を勝ち取ったのは、カンタウトリーチェのNina Zilli(ニーナ・ズィッリ/32歳/Piacenza出身)。歌った楽曲は自作曲"Per sempre(永遠に)"。

L'amore e femmina

サンレモ2012第4夜のゲストを招いてのステージでは、大ヒット曲"50mila(5万)"でも共演したGiuliano Palma(ジゥリアーノ・パルマ)にイタリアを代表するトランペッターFabrizio Bosso(ファブリツィオ・ボッソ)を招きました。

※"50mila(5万)"は、映画『Mine Vaganti(邦題:あしたのパスタはアルデンテ)』の主題曲。
http://piccola-radio-italia.com/archives/51960662.html

※Fabrizio Bossoは、2012年5月に来日公演も予定されています。
http://www.bluenote.co.jp/jp/artist/fabrizio-bosso/

Nina-Zilli_Giuliano-Palma

fabrizio bosso

※当サイトでのNina Zilliの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Nina_Zilli



注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2012年に達する年齢で表記しています。

Continua alla prossima puntata.(続く)