その3はコチラ
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第4部

2012年4月27日〜29日の3日間に渡り、5バンドがステージを楽しませてくれるという怒涛の企画『イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァル 春の陣2012』@川崎クラブチッタ。

その全3日間のステージに出演するのが、イタリアの国民的人気を誇るバンドPooh(プー)。1966年の活動開始以来、一度も休止期間を挟むことなく、精力的にNewアルバムを出してはツアーをするという活動を続けてきている、超人的なバンドです。現時点でリリースしたスタジオ録音アルバムが30タイトル超、公式ベスト盤やライブ盤を入れると50タイトルものアルバムリリースを誇っています。

1980年代に音楽祭参加のために来日したことがあるものの、一般来日公演は皆無で、イタリア国内やヨーロッパでの人気の高さを誇る現役最高バンドゆえ、来日公演が長らく絶望視されていたのですが、遂に待望の機会に恵まれることとなります!

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現時点の最新スタジオ録音アルバムは「Dove comincia il sole(太陽が始まる処)」(2010)ですが、2011年8月27日にPadova近郊の街Esteでシューティングされたライヴを、2枚組CDと2枚組DVDにして「Dove comincia il sole 27 Agosto 2011 Castello di este LIVE」として、2011年10月11日にリリースしましたので、FESTAではこのDVD映像から紹介することにいたしました。

このライブアルバムには、CDとDVDをセットにした4枚組の限定DX版もあり、会場となったお城Castello di Este(エステ城)に設置された特設ステージを飛び出す絵本式のペーパークラフトなどを収めた豪華なBox仕様となっています。

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現在のPoohの構成メンバーは:

Roby Facchinetti(ロビー・ファッキネッティ/Key./68歳/Bergamo出身/1966年加入)
Dodi Battaglia(ドディ・バッタリァ/Gt./61歳/Bologna出身/1968年加入 )
Red Canzian(レッド・カンツィアン/Bass/61歳/Treviso出身/1973年加入 )

の3人ですが、ライヴではさらに:

Phil Mer(フィル・メール/Ds./Red Canzianの息子)
Danilo Ballo(ダニーロ・バッロ/Key./Poohの楽曲のアレンジやプロデュースを務める)
Ludovico Vagnone(ルドヴィコ・ヴァニョーネ/Gt.)

の3人の鉄腕サポートメンバーを加えた、ツインギター&ツインキーボードの鉄壁6人体勢。

まずは最新作「Dove comincia il sole」のアルバムタイトル曲"Dove comincia il sole"からライヴは始まり、続いて同アルバムからの第2弾シングルとなった"L'aquila e il falco(鷲と鷹)"。



さて、日本公演では『イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァル』枠の中での来日ということもあり、1970年代前半のアルバム中心のセットリストが組まれるとか。

特に「Alessandra(アレッサンドラ/邦題:ミラノの映像)」(1972)、
Alessandra

「Parsifal(パルスィファル/邦題:パルシファル)」(1973)、
Parsifal

「Un po' del nostro tempo migliore(僕らの良き時期をほんの少し/邦題:ロマン組曲)」(1975)
Un po' del nostro tempo migliore_ロマン組曲

の3枚が中心になるそうですので、FESTAでは該当アルバム収録曲を前出のDVDからピックアップして紹介いたしました。

今まであまりライヴでは演奏されたことのない大曲"Il tempo, una donna, la città(時、女、街/邦題:ロマン組曲[幻想のミラノ])"(1975)から"Parsifal"(1973)のインストゥルメンタルパートのメドレ―。



また、この限定版DVDには、客入れ前の無人の会場で演奏された楽曲がボーナストラックとして何曲か収録されているのですが、これまたライヴでは珍しい"L'anno, il posto, l'ora...(年、場所、時間)"(1973)。

そしてPoohの数あるヒット曲のメドレーで、 "Noi due nel mondo e nell'anima(僕ら2人世界と心の中で/邦題:愛のルネッサンス)"(1972)、"Dammi solo un minuto(僕に1分だけくれ/邦題:ひと吹きの夢)"(1977)、"Nascerò con te(あなたと共に私は生まれるよ/邦題:初めての恋人)"(1972)"、Il cielo è blu sopra le nuvole(空は雲の上で青い)"(1992)、"Pensiero(想い/邦題:ペンシエロ)"(1971)"のメドレーでFESTAを締めくくりました。

この辺りのメドレーは、Poohのライヴではお馴染みで、会場も大合唱、ステージと会場との掛け合いもお馴染みなので、日本でも対応できるようにコアなファンには予習して日本公演に臨んでいただきたいと思っています。

※当サイトでのPoohの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Pooh


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2012年に達する年齢で表記しています。

次回2月FESTAは、2月11日(土)の開催予定です。