その1はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/archives/51989781.html


第2部

第1部でLaura Pausini(ラウラ・パウズィーニ)の新作アルバム「Inedito」に楽曲を書き下ろし、共演した偉大なカンタウトーレIvano Fossati(イヴァーノ・フォッサーティ/61歳/Genova出身)も2011年10月4日に新作アルバム「Decadancing」を発表していますので、ここで紹介する事にしました。イタリアのアルバムチャートでは初登場時に首位を収めています。

Decadancing

アルバム発売に先行して2011年9月2日にリリースされたシングル曲は"La decadenza(退廃)"。人気TV番組『Che tempo che fa』出演時のTVライブ映像でご覧いただきました。

プロのドラマーとして活躍する息子のClaudio Fossatiがドラムを、Elisaのバックも務めるMax Gelsiがベースを担当しています。

同番組では、アルバムの2曲目に収録されている"Quello che manca al mondo(世界に足りないもの)"も演奏しています。

この世界に足りないもの、Fossati曰く、ほんの少しの静けさと、見聞きしない許しの気持ちだと説いています。

※当サイトでのIvano Fossatiの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Ivano_Fossati


2011年1月に奇跡の来日公演を果たしたSimona Molinari(スィモーナ・モリナリ/日本語表記:シモーナ・モリナーリ/29歳/Napoli生まれL'Aquila育ち)が、2011年10月18日に3rdアルバム「Tua(あなたのもの)」を発表しています。

SimonaMolinariTuaCover

※Simona Molinariの来日公演レポートはコチラ
http://www.bluenote.co.jp/jp/movie/2011/01/_simona_molinari_quartet_suoni.html
http://piccola-radio-italia.com/archives/51900599.html
http://piccola-radio-italia.com/archives/51901516.html

※当サイトでのSimona Molinariの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Simona_Molinari170x170-75

アルバム発売と同時にリリースされたシングル曲"In cerca di te(あなたを探して)"は、イタリア系アメリカ人で、Jazzピアニスト&シンガーソングライターのPeter Cincotti(ピーター・シンコッティ/29歳/New York生まれ)とのデュエット。

この楽曲は1945年にNella Colombo(ネッラ・コロンボ/1927-1999/72歳没/Milano近郊出身)が歌ったのが原曲で、サブタイトルに歌い出しの歌詞"Sola Me Ne Vò Per La Città"が添えられていました。

後にJula De Palma(ユーラ・デ・パルマ)を始め、Gigliola Cinquetti(ジリオラ・チンクエッティ)、Gianni Morandi(ジァンニ・モランディ)、Johnny Dorelli(ジョニー・ドレッリ)、Gabriella Ferri(ガブリエッラ・フェッリ)、Franco Simone(フランコ・スィモーネ)らがこぞってカヴァーしてきたイタリアではすっかりスタンダードナンバーと化している楽曲です。

Simona Molinariがアルバムタイトル曲に採用した"Tua"も、Jula De Palma(ユーラ・デ・パルマ/現80歳/Milano出身)が1959年のサンレモ音楽祭で歌った楽曲です。

1samremo



Jula De Palmaは、Maestro di Hit Paradeという異名を取ったイタリアPOPS界の巨匠、故Lelio Luttazzi(レリオ・ルッタッツィ)が発掘したことで知られるイタリア歌謡の草分け的な存在の女性歌手の一人。1959年のサンレモ音楽祭出場時は27歳でした。

※当サイトでのLelio Luttazziの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Lelio_Luttazzi

さて、Simonaが本アルバム発売に先駆けて2011年6月10日に発表したシングル曲が"Forse(多分)"。この楽曲はSimonaの自作の曲で、香港のJazzピアニストDanny Diazをフィーチュアリングし、Satchmo(サッチモ)の愛称で親しまれたアメリカ人JAZZプレイヤーLouis Armstrong(ルイ・アームストロング/1901-1971/69歳没/New Orleanz出身)を意識したアレンジが施されています。イタリアでは、2011年のWind Music Awardsのステージで初披露されました。

Simona Molinariの積極的なアジアツアーの成果がこの楽曲とそのvideoclipに集約されているように感じます。


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2012年に達する年齢で表記しています。

Continua alla prossima puntata.(続く)