その1はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/archives/51890965.html


さて、2010年12月FESTA前半で2010年に来日したイタリア人アーティスト達をざっと紹介した後には、2011年最初の来日を飾る事となったSimona Molinari(スィモーナ・モリナリ/日本語表記:シモーナ・モリナーリ/27歳/Napoli生まれL'Aquila育ち)の代表曲を紹介いたしました。

【来日情報】
2011 1.25(火)Blue Note Tokyo
[1st]Open5:30p.m. Start7:00p.m.
[2nd]Open8:45p.m. Start9:30p.m.
チャージ料金:¥5,250(税込)
http://www.bluenote.co.jp/jp/artist/simona-molinari/

SimonaMolinari

Simona Molinariは、幼い時にアメリカの古いミュージカルに心躍らせ、8歳から歌のレッスンを始めたそうです。16歳になるとPOPSやJAZZも歌い始め、NapoliとRomaで勉強を重ねます。

そしてクラシック音楽の分野でもその才能を開花させ、子供のころに移り住んだ街L'Aquila(ラクイラ)のAlfredo Casella音楽院を卒業して、音楽のプロの世界に入る事になりました。

当面はピアノバールの歌手を始め、やがて劇場の舞台で歌う仕事につき修行を積みます。2008年夏には自身のバンドと共にCanadaに招かれ、TorontoやMontrealなどでコンサートを行い、絶賛を集めます。

同年には事実上サンレモ音楽祭への登竜門となっているSanremo Labに応募し、Arisaと共にファイナリストに選出され、翌2009年に念願のサンレモ音楽祭新人部門に出場します。

そしてこのサンレモ出場曲である自作曲"Egocentrica(我がまま女)"がそのまま出世作となりました。

この作品はところどころSwingしていて、ジャズィーな雰囲気を充分に醸し出してくれています。

サンレモ音楽祭のゲストを招いたステージでは、何とOrnella Vanoni(オルネッラ・ヴァノーニ)を招いて、Jazzがお得意なこの二人が楽しいステージを見せてくれましたね。

こうしてサンレモ出場で注目を浴びる事となったSimona Molinariですが、その直後に彼女の人生に取って忘れる事が出来ない大惨事が発生します。2009年4月6日、彼女が育った街L'Aquilaが大地震の惨劇に見舞われたのです。

その復興支援のチャリティイベントで最大規模のひとつとなったAmiche per l'AbruzzoにももちろんSimonaは参加し、Nicky Nicolai(ニッキィ・ニコライ/50歳/Roma出身), Karima(カリマ/25歳/Livorno出身)と共に、故・Lucio Battisti(ルチォ・バッティスティ)の唯一のサンレモ出場曲"Un'avventura(冒険)"(1969)をカバーして披露してくれましたね。

その後、サンレモ出場曲を含むデビューアルバム「Egocentrica」から2枚目のシングルに選ばれたのは、"Nell'aria(空気の中に)"。メジャーデビュー前の舞台で共演した、サンレモ音楽祭優勝経験もあるショーマンGio' Di Tonno(ジォ・ディ・トンノ)との共作。

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Simonaは大震災で崩壊した故郷L'AquilaをバックにしたPVでこの哀愁に満ちた楽曲の魅力を伝えてくれました。

翌2010年6月には2ndアルバム「Croce e delizia(十字架と歓喜/=受難と歓喜)」(2010)をリリース。シングル化されたのは、"Amore a prima vista(一目惚れ)"。

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前年2009年のサンレモ音楽祭でOrnella Vanoniと共演出来たことが、彼女に取ってよほど大きな体験になったようで、そのOrnella Vanoniとデュエットしたこの作品を初めてCD化することを実現しました。

Wind Music Aword(WMA)2010のステージでは、そのOrnella Vanoniとの共演を他もしませてくれましたね。

そんな美貌と実力を兼ね備えた若手の新星Simona Molinariが1/25に日本にやって来るのです!

ブルーノート東京のステージということでJazzシンガーとしての来日ではありますが、彼女のアルバムはオリジナルのイタリア語曲の方が多いですし、バンドメンバーもイタリア人トリオなので、決してスタンダードJAZZばかりのステージにはならないと思います。

当日はJAZZファンのためだけのステージに終わらせず、イタリア音楽愛好家からの暖かい声援も彼女に贈りたいと思っています。

我々イタリアPOPフェスタの常連参加者も既に10名ほど座席の予約を入れております!

まだ予約していない方も、ご一緒に楽しみましょう。ぜひブルーノート東京までご予約を!

※当サイトでのSimona Molinariの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Simona_Molinari 


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2010年に達する年齢で表記しています。

次回1月FESTAは、1月22日(土)の開催予定です。