第61回Festaは、19名の参加者が集まり、東京・亀戸の某所にて4/24(土)に開催しました。参加者の内訳は男性7名 女性12名。

IMG_5994まさに『隠れ家』となるプライヴェートなバンケットルームを貸し切り、極上の音楽と夜景を楽しむ、至福のひと時となったかと思います。

集合写真撮影
POP!ITALIANO
kazuma氏



第1部

2006年にアルバム「In fondo」でデビューした南伊Matera出身の若手バンドLe Mani(レ・マーニ)ですが、デビュー曲"Stai bene come stai"が、翌2007年に新人部門の最優秀VideoClip賞に輝き、さらに注目を集めるようになりました。

※当サイトでのLe Maniの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Le_Mani

そんなLe Maniが、3年後の2009年に発表したセカンドアルバムが「Anno luce(光の年)」。デビューアルバム同様、5人のメンバー全員が曲作りに参加しているクレジットになっています。

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デビューアルバム同様、またしてもアルバムから3曲もシングルカットされ、PVも制作されるという快進撃を続けています。

1stシングル曲は"Il giorno migliore(最良の日)"。スピード感のあるスリリングな楽曲でありながら、サビ部分のメロディは歌心溢れるイタリアのアイデンティティが感じられるゴキゲンな楽曲。

1999年に大ブレイクしたLunapop(ルナポップ)"の流れを汲むタイプのバンドといえますが、そのLunapopには、この曲のタイトルと定冠詞のみが異なる"Un giorno migliore"という大ヒット曲があるのも興味深いところ。楽曲のタイプは全く異なりますが。

2曲目は2ndシングル曲"Libera Da(〜から自由)"。これも1Stシングルと同タイプの楽曲。

3曲目は3rdシングルカット曲"Strade(道)"は、ミドルテンポのバラード。メンバー全員の顔のアップに交じって、若い男女の顔を挟み込んでPVに仕立て上げています。




第1部2人目のアーティストは、ベテラン・カンタウトーレのUmberto Tozzi(ウンベルト・トッツィ/58歳/Torino出身)。

1970年代に世界的なヒット曲を量産し、1980年代以降もイタリアPOPS界を牽引し続けてきたUmberto Tozzi。

※当サイトでのUmberto Tozziの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Umberto_Tozzi

2009年は1月にライブアルバム「Non solo Live」、9月にコンピレーションアルバム「Superstar」と2枚のアルバムをリリースし、2010年にかけて精力的に全国ツアーを行っています。

アルバム「Superstar」のテーマは、未シングル曲と未発表曲。つまり、彼の数々のメガトン級のヒット曲の影に隠されがちな良質な楽曲たちにスポットを当てた作品集。まるで書籍のようにタテ型に開く豪華なブックレット仕立ての、特別感あふれるジャケットになっています。
(未発表曲2曲、未シングル曲14曲、ボーナストラックとして大ヒット曲"Ti amo"のライブ音源収録)

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PVが作成されたのは、"L'amore è quando non c'è più(愛はもう存在しないとき)"。

もともとこの楽曲は、Tozziのバンドのドラマーを務めていたEuro Cristiani(エウロ・クリスターニ)が歌手としてソロデビューすることになった時、TozziとGiancarlo Bigazzi(ジャンカルロ・ビガッツィ)が書き下ろした楽曲で、後の1991年になってTozziは自身のアルバム「Gli altri siamo noi(他人さ僕らは)」の中でセルフカバーを果たしていた楽曲です。

2曲目に選んだのは"Fermati Allo Stop(一時停止で立ち止れ)"。1980年のアルバム「Tozzi」に収められていた楽曲。

タイトルとなった♪fermati allo stop♪というフレーズが楽曲の全編にわたってコーラスとして挿入される印象的な楽曲で、駆け足のような人生の中でもちょっと立ち止まって考えよう、というメッセージソング。

Festa参加者のYasukoさんが、『ヒロシマの原爆っていうフレーズが挿入されてた!』って指摘してくれました。

調べてみると確かに

Fermati allo stop della tragedia umana della bomba di Hiroshima
(ヒロシマの原爆という人類の惨劇に立ち止まれ)

というフレーズが。Yasukoさんがとてもいい耳をしていることに感心してしまいました。

3曲目は"Gesù Che Prendi Il Tram(路面電車に乗るイエス様)"。彼が世界的な大ブレイクを起こしたアルバム「 È nell'aria...ti amo(それは空気の中に....君を愛している)」 (1977)に収められていた楽曲で、ミドルテンポの淡々とした楽曲でありながら、とても楽しんで聴けるメロディの美しさの中に、Umberto Tozziのメロディメーカーとしての抜群の才能を垣間見ることができます。


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2010年に達する年齢で表記しています。

Continua alla prossima puntata.(続く)