その1はコチラ


第2部前半

さてFESTA第2部は、いよいよサンレモ音楽祭2010出場者のコーナーに突入。まずは新人部門といえるNuova Generazione(新世代)部門で受賞を果たしたアーティストたちを紹介しました。

前年のサンレモ音楽祭2009では、実験的に『インターネット部門』を新設し、長いサンレモ音楽祭の歴史の中で頑なに守って来たルール『出場曲はサンレモ音楽祭当日までに、公衆の面前で歌ったり、聴かせたりしてはならない』を一部打ち破って、このインターネット部門にのみ、会期前からPVを公開して、選抜線を行っていました。

ninazilli04picサンレモ2010では、インターネット部門を設けなかった代わりに、新人部門に事前公開ルールをあてはめたのが革新的だったところ。


会期前のPV公開の時点で既に注目され、新人部門優勝の最有力候補と噂されていたNina Zilli(ニーナ・ズィッリ/27歳/Piacenza出身)が歌った"L'uomo che amava le donne(女性たちを愛していた男)"は、批評家賞を獲得しました。


Nina Zilli自身が作曲を手掛けていて、意図的に前時代的なエッセンスをまぶしているものの、そのパフォーマンスには光り輝くスターの素養を感じることができるかと思います。



jessicabrando02pic最終2名のファイナリストに残り、2位に輝いたのは、最年少出場者のJessica Brando(ジェッスィカ・ブランド/16歳/Toscana州Grossetto出身)が歌った"Dove non ci sono ore(時間がない場所)"。


カンタウトリーチェのValeria Rossi(ヴァレリア・ロッスィ)が書き下ろした楽曲です。


確かにまだ幼さを残すルックスながら、大人びた歌唱力と、美人になる可能性を充分に感じさせるルックスは、今後の活躍に大きな期待を寄せられそうです。


 

そして新人部門優勝を勝ち取ったのは、Tony Maiello(トニー・マイエッロ/21歳/Napoli近郊出身)が歌った"Il linguaggio della resa(降伏の言語)"

タレントオーディション番組・X Factorの第1シーズン(2008年)に参加していたTony Maielloが新人部門を制したのは、まさに時代の追い風を受けての象徴的な事態になったようです。

Tony Maiello自身は、優勝したことが本当に衝撃的で嬉しかったようで、発表の直後、顔を押えて男泣きしていたのが印象的でしたね。

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注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2010年に達する年齢で表記しています。

Continua alla prossima puntata.(続く)