Artisti Uniti per l'Abruzzo第2部の最後は、ちょうどFESTA前日の5/15(金)に発売されたシングル「Domani 21/04.09」を紹介しました。

これは2009年4月6日にイタリアのアブルッツォ州ラクイラを襲ったイタリア中部地震の被災者を救済し復興するために、イタリアの有名アーティストたちが集結して録音されたチャリティ作品です。

4月6日の地震発生直後から、イタリアの各地で続々と支援コンサートが開催され始めていたようですが、初めてのビッグプロジェクトとなったのが、この「Domani 21/04.09」で、Webサイトまで開設されています。

そして日本のiTunesストアでもダウンロード販売が始まっておりますので、ぜひチャリティにご参加ください。
Artisti Uniti per l'Abruzzo - Domani 21.04.2009 - Single - Domani 21.04.2009 ←こちらからダイレクトにダウンロードページへリンクします

プロジェクトの発起人となったのは、Jovanotti(ジォヴァノッティ)とNegramaro(ネグラマーロ)のGiuliano Sangiorgi(ジゥリアーノ・サンジォルジ)で、採用された楽曲はMauro Pagani(マウロ・パガーニ/63歳/Brescia出身)のオリジナル作品"Domani"(2003)

Domani

FESTAでは、まずはMauro Maganiのオリジナルを聞いてもらってから、発起人3人がコメントを述べるニュース映像を紹介しました。

そして今回のチャリティ作品"Domani 21/04.09"は、そのタイトル通り、地震発生後の僅か2週間後の2009年4月21日に、50名超に及ぶ第一線のアーティストを揃えてプロジェクトを進めた実行力には目を見張るものがありました。

地震発生前に作られたオリジナル楽曲に対し、主にJovanottiが今回のチャリティに向けて一部の歌詞を書き変え、特にラップ部分に今回の地震の被害に向けてのメッセージを追加したスペシャル作品に仕上がりました。

FESTAでは、訳詞とそのフレーズを歌っているアーティスト名のテロップを出しながら紹介したところ、大好評をいただきました。

雲と石ころの間に 皆の夢が過ぎる (LIGABUE)
決して遅れることなく 太陽は毎日過ぎる (TIZIANO FERRO)
僕は明日どこに居るのだろう (ENRICO RUGGERI)
どこに居るのだろう (GIANNI MORANDI)

雲と海の間に 郵便駅がある (FRANCO BATTIATO)
そこに置かれた星のかけら (MASSIMO RANIERI)
心をなごますために (MAX PEZZALI)
冷たい北西風の吹く果てしない小道 (EUGENIO FINARDI)

毎日毎日 (ZUCCHERO)
毎日毎日 (CESARE CREMONINI)
僕を抱き締めて 僕に輝きを  (ZUCCHERO)
僕に輝きを (CESARE CREMONINI)
毎日毎日 (CARMEN CONSOLI, MAURO PAGANI)
僕を救って (ZUCCHERO)
僕に輝きを (ZUCCHERO, EUGENIO FINARDI)

でも 明日 明日 明日 そう (FRANCESCO RENGA)
限界が過ぎるのが判る (ROBERTO VECCHIONI)
そしてまた 命は (MAURO PAGANI)
君のために作られたと感じる (GIULIANO PALMA)
そして始まる  (ELIO E LE STORIE TESE)
明日が  (ELIO E LE STORIE TESE, VITTORIO COSMA)

明日はもうここにある (JOVANOTTI)

ひそかに紙束から一枚の紙を引き抜き
僕は書く でもできない 多分地震が僕を襲ったから (CAPAREZZA)
あらゆる命を君は救う あらゆる哀しみを君はもたせかける 
明日のこと考えさせて でも君は今日だけそれができる (FRANKIE HI ENERGY)

そして命は 命はこんなにも大きくなった (GIANLUCA GRIGNANI)
そして明日は始まる (NEGRAMARO)

雲と海の間で できる 再びできるさ (CLAUDIO BAGLIONI)
少しの幸運を持てば (RON)
忘れられるよ (LUCA CARBONI)
僕はどこに居るだろう (BAUSTELLE)
明日 (SAMUELE BERSANI)
僕は何処にいるだろう (BAUSTELLE)

[スキャット](Carmen Consoli, Alioscia, Pacifico, Mango, Massimo Ranieri,
Bluvertigo, Nek, Giuliano Palma, Antonello Venditti, Roberto Vecchioni)

[スキャット・ソロ](ANTONELLA RUGGIERO)

砕けた僕の夢、僕の大地 明日は何処に居るのだろう (MARRACASH)

[スキャット・ソロ](ALBANO CARRISI)

僕は明日は何処に居るのだろう 僕に手を差し伸べてくれ (MARRACASH)

[スキャット・ソロ](ANTONELLA RUGGIERO)

雲と海の間を 進むことができる (LAURA PAUSINI)
嵐から脱出した舟の跡には (CARMEN CONSOLI)
時折 船首の灯が見える (NEK)
そして誰かが叫ぶ 「明日」と (ANTONELLO VENDITTI)

空と石ころの間を自由に羽ばたくワシ(L’Aquilaラクイラ)のように
僕らは いつも違っていて
僕らは いつも似ている
君はとてもよくやった
充分じゃなかったけど 君は泣けなかった そして今君は学び取った
コンクリートをこねるのには 涙は充分ではないことを 
ほら ここにアブルッツォの人たちがいる
小さな電球の温かさが増えて ひと時の集落が
終りの前に 君のママが
再建すべき君の祖国が
学校のように 家が 特に 心が (JOVANOTT, J AX,  FABRI FIBRA, SUD SOUND SYSTEM)
e puru nu postu cu facimu l'amore (訳者注:アブルッツォ方言のため訳せず)
[トランペット・ソロ](ROY PACI)

僕らは孤独ではない (NEGRAMARO)
天空の城を作るように (J AX, FABRI FIBRA)
僕らは孤独じゃない (NEGRAMARO)
同じ舟に乗って (J AX, FABRI FIBRA)
僕らは孤独ではない (GIORGIA)
天空の城を作るように (J AX, FABRI FIBRA)
僕らは孤独ではない (GIORGIA)
イタリアで元気に過ごす (J AX, FABRI FIBRA)

僕らは孤独ではない (GIORGIA)
天空の城を作るように (J AX, FABRI FIBRA)
僕らは孤独じゃない (GIUSY FERRERI)
同じ舟に乗って (J AX, FABRI FIBRA)
僕らは孤独ではない (GIUSY FERRERI)
天空の城を作るように (J AX, FABRI FIBRA)
僕らは孤独ではない (GIORGIA)
イタリアの新しい日を想像する (J AX, FABRI FIBRA)

雲と海の間を進むことができる 嵐から脱出した舟の跡には (PIERO PELÙ)
時折 船首の灯が見える そして誰かが叫ぶ 「明日」と (MORGAN)

僕らはこんなに孤独じゃない・・・・・ (GIORGIA, MARIO VENUTI)
僕らはこんなに孤独じゃない・・・・・ (GIUSY FERRERI, NEGRAMARO)
僕らはこんなに孤独じゃない・・・・・ (GIORGIA, MARIO VENUTI, GIUSY FERRERI, NEGRAMARO)
僕らはこんなに孤独じゃない・・・・・ (DOLCENERA)
[バイオリン・ソロ] (MAURO PAGANI)
明日はもうここに 明日はもうここにある (JOVANOTTI)
明日は (NEGRAMARO)

でも 明日 明日 明日 そう 限界が過ぎるのが判る (GIANNA NANNINI)
そしてまた 命は君のために作られたと感じる
そして明日が始まる 明日はもうここにある (ELISA)

雲と海の間で (AFTERHOURS)
[スキャット] (DOLCENERA)
できる 再びできるさ 少しの幸運を持てば 忘れられるよ (AFTERHOURS)
そしてまた 命は君のために作られたと感じる (MANGO)
そして明日が始まる (NICCOLÒ FABI)
[スキャット] (ZUCCHERO)

でも 明日 明日 明日 そう 限界が過ぎるのが判る
そしてまた 命は君のために作られたと感じる
そして明日が始まる
(Manuel Agnelli, Dolcenera, Zucchero, Niccolò Fabi, Pacifico, Giusy Ferreri, Alioscia, Pacifico, Max Pezzali, Caparezza, Niccolò Agliardi, Luca Carboni, Roy Paci, Tricarico, Ron, Giuliano Sangiorgi, negramaro, Negrita, Giorgia, Francesco Renga, Malika Ayane, Laura Pausini, Morgan, Jovanotti, Massimo Ranieri, Nek, Enrico Ruggeri, Piero Pelù, Antonello Venditti, Roberto Vecchioni, Carmen Consoli, Mango, Cesare Cremonini, Saturnino)

明日はもうここにある 明日はもうここにある (JOVANOTTI)


映像なしでも、たとえワンフレーズだけでも、誰が歌っているか判る個性とアイデンティティをもった歌手が揃ったことも特筆すべき点です。また現代のイタリアのTOPアーティストを一度に拝むことができる点でも、イタリアPOPSファンのバイブルとなる作品ですね。

Amiche per l'Abruzzoこの楽曲の収録に参加したLaura Pausini(ラウラ・パウズィーニ)の発案で、『今度は女性だけで支援コンサートを!』というムーブメントが沸き起こり、6月21日にミラノ郊外の巨大スタジアムSan Siro(サン・スィーロ)で『Amiche per l'Abruzzo(アブルッツオのための女友達)』と題したビッグイベントに向けて準備が進められており、現在のイタリアはその話題で持ち切りです。

もちろん、コンサートの収益やリリースが予定されているライブ盤の売り上げは、イタリア中部地震の復興支援に寄付されることになります。

News映像の中には女性歌手たちに混ざって、35歳の女性大臣・Mariastella Gelmini(マリアステッラ・ジェルミーニ)教育相の姿やコメントも収録されています。政府公認の一大ビッグプロジェクトになるのは必至ですね。



注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2009年に達する年齢で表記しています。

Continua alla prossima puntata.(続く)