2005年12月FESTA12/17(土)の第9回Festaは、これまでの16時開始から18時開始に変更し、時短バージョンに変更した初回となりました。

開始時刻が遅くなったため集まり易くなった方が多くなったようで、開場時刻には10名以上が集まりました。また、予めある程度の役割分担も決めておいたので、機材搬入&セッティング係、会場設営係、飲食物周りの係などの分業体勢が築き上げられ、あっという間に準備が完了しました。珍しく集合時刻前に全てのセッティングが終了しました。

また毎回、飲食物を参加者の持ち寄りに頼っていたため、主食系が不足するという事態が発生していた事と、季節がら温かい食べ物が食べたい、という2つのニーズを解消するために、参加者の任意でお金を出し合って、ホットミールのデリバリーを頼もうという事にしました。1時間以内に確実に届けられるモノ、ということで宅配PIZZAを頼み、途中で飲み物が不足したのでワインの調達までもが、この出資金で賄えました。

また、会場に使用しているマンションの居住者から新顔参加のHさんご夫妻が、ナント寸胴鍋にポトフを作ってきてくれ、さらにはホットコーヒーまで用意してくれました。これは参加者全員が大喜びで、PIZZAが届くまでの間、ガツガツとよく食べました。鍋の周りには人垣やら順番待ちやらの人だかりで、難民キャンプ?といった光景になりかかっていました(苦笑)。

こうして音楽パート開始前に、ポトフに舌鼓を打ち、身も心も温まりました。何せ、外は今冬一番の寒気が襲いかかってきていましたから、こんなに心温まるものはありません。本当にどうもありがとうございましたHさんご夫妻!

さて、いよいよ本番の音楽パートのスタートです。FESTA開催時間は短縮となったものの、音楽パートのラインナップは減らしていませんから、時間通りに回していかないとうまく進行できません。

第1部は今秋の怒涛の新作ラッシュの中から、Poohlover.netのSiriusさんがセレクトして紹介してくれました。

Francesco GucciniのDVD。渋いです。大物なのに、日本ではあまり知られていないので、新作が出た時に紹介する、というスタンスは絶妙なタイミングだったと思います。


そしてベスト版のConvivendoシリーズの2部作が売れに売れているBiagio Antonacci。ズバリそのままConvivendoツアーのDVDです。ほとんどの観客が女性というのは、彼の詩が女性をうっとりさせる世界観がある賜物なのでしょう。

最後に2006年に結成40周年を向かえるPoohのベスト盤の限定付録のDVDから。CDの方がベスト盤だからか、DVDの方もその曲その曲の当時の貴重な映像が収められています。これはスゴイ!ファンは必携のDVDでしょう。

第2部はNHKラジオイタリア語講師のEliana先生とPartenope総料理長の渡辺陽一さんのご夫婦から、前回に引き続きMario RosiniMassimo Di Cataldoを紹介してもらいました。Dirotta Su Cubaのアルバム内でRosiniが共演した曲を紹介した時、Dirotta Su CubaのSimona Benciniファンのpizzanoさんが飛び上がってビックリしたのは言うまでもありません(笑)。

さらに彼らからは隠し玉がありました。あるアーティストの発売前の音楽や映像を流してくれ、これは誰でしょう? というクイズまで。
判りません・・・・全く。会場の中に居る誰もが。では、本人から聞きましょう。とその場で電話を始めるEliana。それでいきなり僕に電話を手渡されました。

いや〜、これは緊張しました。日本語でだって、知らない人との電話をいきなり手渡されたら会話が出来ないもの。「あなたの曲を聴かせてもらったんだけど、あなたが誰だか判らなくてね・・・」ぐらいがやっと言えました。初対面だし、やっぱり失礼無いように丁寧なleiモードで話さなきゃならないな・・・でもleiモードって使い慣れていないからな・・・といった心配もあってなおさら。

じゃあ他のイタリア人に訊いて見ましょと。電話を手渡されたStefanoも、しどろもどろ・・・・イタリア人でさえ、そりゃそうですよね。

でやっと種明かし。本人が電話越しに「Gianni Rosiniです」と。Rosini?あれ?Mario Rosiniの・・・・・お兄さん?? 

そりゃ判らないよ、Eliana!! 会場に居る皆も、既にメジャーデビューして居るアーティストの中から考えていたもの。ともかく「兄弟そろってぜひ、日本にコンサートしに来てね!」と挨拶して、電話を終えました。

そして第3部。前回のFestaで計画しておきながらも、まともに出来なかった「私のお奨めコーナー」の正式開催です。参加者の皆さんが自分のお気に入りの曲を持ち寄るコーナーで、イタリアに関係する曲ならば、何でもOK!という「ゆる〜い」選曲条件です。今回は今まで前に出てきて紹介した事がない方から紹介してもらう事にしました。

まずはToshieさんからMarcella BellaのAndare。兄のGianni Bellaとのデュエットです。これ、良い曲ですよね。ベースラインが複雑で、当時、彼女のバックをil Voloなどのプログレ界の大物が務めていた片鱗をうかがわせるアレンジでした。

TakakoBontempiさんからは、イタリア在住時代に好きになったという、Angelo Branduardiのil giocatore di biliardo。変わったリズムの名曲ですね。

Marilynさんからは、Claudio BaglioniとMia Martiniとのデュエット曲Stelle di stelle。

メローネSachikoさんからは、イタリア在住時代そしてイタリア人の夫と巡りあった頃の思い出の曲、Paolo VallesiのLa forza della vitaを。

締めくくりに男性の参加者を代表し、shunさんからAnna Tatangeloの非公式映像を。これは面白かった。まだ10代のAnnaが彼女が生まれた頃、あるいはそれ以前の70年代80年代のイタポの名曲を歌ったメドレーでした。BaglioniのSabato PomeriggioからEduarde De CrescenzoのAncora、Vasco RossiやMia Martini。こうしてイタポの名曲をきちっと継承している彼女の今後の活躍にますます大きな期待を持ってしまいました。

そして予め公表題目には入れていなかったものの、時間があればやろうと思っていた、Extraパートとして、時期柄のNataleにちなんだ曲をいくつか紹介しました。

まずはDomenico Modugnoの隠れた名曲・Buon Natale a tutto il mondo。するとPop!ItalianoのKazumaさんがぜひ紹介したいということで、Gino PaoliのSiamo a Nataleという曲を。よく訊いていると、お馴染みのメロディじゃないですか!そうあのJohn Lennonの名曲・Happy Christmas (war is over)のイタリア語カバー。Gino Paoliがこんなことやっていたなんて、と一同どよめきでした。

そしてフィナーレは、主宰者から、取って置きの映像作品を2つ。
まずはPoohが前法王ヨハネ・パウロ鏡い慮譱阿離リスマス・コンサートで披露したE non serve che sia Natale。Poohの4人がブラックタイに正装して、4人並んで歌っています。4人のPoohのバックには壮大な人数のオーケストラと声楽隊。オーケストラだけで100人ぐらい・声楽隊も同じぐらいの数が居たかと思います。そして彼らの歌の魅力である、4人が代わる代わるリードヴォーカルを取り、バツグンなコーラスワークというスタイルが充分に楽しめて、背筋がゾクゾクするほどの感動を与えてもらえました。

そしてイタリアで新年を迎えるときに定番の曲、Lucio DallaのL'anno che verrà。Gianni Morrandiとの共演のDVDです。この曲の歌詞通り、来年は1日中FESTAできたりできるスゴイ年になることを願い、2005年最後の月例FESTAはお開きとなりました。

 参加者は26名となり、うち新顔5名。イタリア人4名。今回はいつものようにやや女性が多く、男女比は45:55になりました。 次回は年明けの1/14(土)18:00からの開始予定です。今回参加できなかった方、ぜひお待ちしていますよ!