2010年08月07日
第65回イタリアPOPSフェスタ(2010年8月)参加者募集
現代イタリアの第一線で活躍しているミュージシャンや、時代を超えて多くのイタリア人の心に残る作品・・・様々なイタリアPOPSやロックを知って、あなたのイタリア観や音楽観に一層の広がりを!
★イタリアのトップアーティストたちのライブ映像やビデオクリップを楽しみ、日本語解説で補足します。
期日:2010年8月21日(土)
17:15〜21:30 (16:45開場)
会費:無料(飲食物のお持ち寄りを歓迎します)
席数:先着20名
会場:東京・JR亀戸駅 徒歩2分
(参加申込者のみに詳細をお知らせいたします)
アクセス:JR 亀戸駅 東口 徒歩2分
★前回に引き続きClaudio Baglioniの奇跡の来日公演(2010年11月4日)を徹底的に楽しむための予習コーナーを設ける予定です。
来日公演情報はこちら

注意事項」
※先着20名に達し次第、募集を締め切ります。
※席数に達しなかった場合でも、準備の都合上、予約締切は8/20(金)となります。
※音楽鑑賞タイムは、音楽を鑑賞する目的の参加者の迷惑とならないよう各自ご注意ください。
参加ご希望の方はコチラから
お申し込みください。(予約制)
2010年07月28日
第64回イタリアPOPSフェスタ(2010年7月)レポート (その4/ Claudio Baglioni)
その3はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/archives/51844661.html
第4部
2010年11月4日の奇跡の来日公演を充分楽しむために、Claudio Baglioni(クラウディオ・バリォーニ/59歳/Roma出身)の予習コーナーを設けることにいたしました。
※当サイトでのClaudio Baglioniの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Claudio_Baglioni
FESTAの常連メンバーから、『Baglioniのステージを楽しむのに、必要最低限なヒット曲を押さえておきたい』という声を受けて設けることにしたコーナーです。
今までも来日歌手があるたび、FESTAでは紹介コーナーを設けて来ましたが、きちんとした予習コーナーを別枠で取るのは初めての事。
それだけ長年のイタポファンにとっては、Baglioniの来日は最終目標に近いぐらいの重要なイベントなのです。
確かにBaglioniは40年の活動歴の中で多くのヒット曲を生み出してきましたし、過去のアルバムのほとんどがリピート生産し続けられているうえ、ほとんど値崩れもしていないので、今からBaglioniをチェックする方には、どれから手をつけてよいか判り難いアーティストのひとりと言えるかもしれません。
来日ステージは300人台の収容スペースの小さなホールで行われますが、Baglioniは、通常は巨大スタジアムでコンサートを行えるイタリアでも数少ないビッグアーティストであるという事実を受け止めていただきたく、用意したライブ映像は「Oltre una bellissima notte」。1991年にリリースされたVideoカセットですから、当然廃番となっており、DVD化もされていない貴重なライブ作品です。
40歳当時の若々しいルックスのBaglioniが、RomaのFlaminioスタジアムに9万人以上を集めて敢行した夢のライヴで、その副タイトルにあるように、『una bellissima notte(美しい一夜)』がぴったりはまる世界が繰り広げられています。
筆者は1970年代からBaglioniに注目してきて、このVideoで初めて動くBaglioniを見たこともあり、とても深く感動した思い出があるライブ映像になります。
まだ昼の陽光が残る夕刻の明るさの中でライブが始まります。
白いドレスシャツに黒のスラックス姿という飾り気のない衣装ながら、それが逆にすごくサマになった究極のカッコよさを感じさせるBaglioni。ギターにはこの後の20年もずっとBaglioniを支え続けるお馴染みのバンドマスターのPaolo Gianolio(パオロ・ジァノリォ)。
そして始まるのは"Strada facendo(道行きながら)"1981年に作られたこの楽曲は、Baglioniのコンサートではほぼ必ずと言っていいほど歌われるテーマソングの様な楽曲ですので、きっと日本のステージでも披露してくれることでしょう。
ここでは楽曲発表時のの1981年の映像を貼っておきます。
そして”E tu come stai(君は元気かい?)"(1978)、数ある1970年代のBaglioniのヒット曲の中に間違いなく数えられる楽曲です。
続きを読む leggere la continuazione2010年07月27日
第64回イタリアPOPSフェスタ(2010年7月)レポート (その3/ Amiche per l'Abruzzo)
その2はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/archives/51844340.html
第3部
2009年4月6日、Abruzzo州を中心としたイタリア中部で大地震が発生。瓦礫の山と化した町や被災者の復興支援のために、数々のチャリティが企画されたイタリアPOPS界でしたが、その中で最大級のチャリティイベントとなったのが、『Amiche per l'Abruzzo(アブルッツォのための女友達)』。
大地震発生から僅か2ヶ月ちょっとしか経過していない2009年6月21日、イタリア女性歌手を約100人を集めて、Milano郊外の巨大スタジアムSan Siroで行われた一大イベント。
その夢の様なステージを収めた2枚組DVD「Amiche per l'Abruzzo - L'evento dell'anno in DVD」は、ちょうど1年後に当たる2010年6月22日にリリースされましたが、発売後すぐに品切れが続出する驚異の売れ行きを示し、3週間で20万セット以上を売り上げて、イタリアのCVD&DDの販売記録をいきなり更新する大ヒットタイトルとなりました。

2枚組というボリュームがあり、多くの女性歌手が入れ替わり立ち替わり登場する内容なので、7月FESTAではDisc1からのみの紹介とし、Disc2は次月に持ち越すことといたしました。
さてDisc1では、ベテランどころでは、Antonella Ruggiero(アントネッラ・ルッジェーロ)、Fiordaliso(フィオルダリーゾ)、Mariella Nava(マリエッラ・ナーヴァ)、Rossana Casale(ロッサナ・カザーレ)、Ivana Spagna(イヴァーナ・スパーニャ)、Mietta(ミエッタ)、Alexia(アレクスィア)が出演。
若手の有名どころでは、Paola & Chiara(パオラ・エ・キァーラ)、Arisa(アリーザ)、Malika Ayane(マリカ・アヤーヌ)、Noemi(ノエミ)、L'aura(ラウラ)、Chiara Canzian(キアーラ・カンツィアン)、Irene Fornaciari(イレーネ・フォルナチァーリ)、Alessasndra Amoroso(アレッサンドラ・アモローゾ)、Dolcenera(ドルチェネーラ)、Giusy Ferreri(ジゥズィ・フェッレーリ)、Annalisa Minetti(アンナリーザ・ミネッティ)らが出演しています。
若手の面々は他のライブ映像でも見られるとおり、それぞれのお馴染みの曲を歌っており、FESTAでも紹介の機会が多いので割愛。
ベテラン勢の中には、野外ライブの明るい白日の陽光の中では残念ながら映像的に厳しい方が多いため、泣く泣くFESTAでは割愛。(Alexiaは可愛かったけど)
ということで消去法で残ったのは、映像的に耐えられる女性歌手と、このDVDの中でしか見られないパフォーマンスを7月FESTAでは紹介いたしました。
1曲目はNicky Nicolai(ニッキィ・ニコライ/50歳/Roma出身), Simona Molinari(スィモーナ・モリナリ/27歳/Napoli出身) そしてKarima(カリマ/25歳/Livorno出身)というベテランと同年のサンレモ音楽祭の新人部門に出場した新進歌手2名によるコラボレーションで、故・Lucio Battisti(ルチォ・バッティスティ)の唯一のサンレモ出場曲"Un'avventura(冒険)"(1969)をカバーしてくれました。
なるほど、Jazzやブラックミュージックテイストを得意とする3人が集まると、あの"Un'avventura"もこういうJAZZ風に仕上がるんですね。なるほど。
※当サイトでのKarimaの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Karima
続いてDonatella Rettore(ドナテッラ・レットーレ/55歳/Treviso近郊出身)が歌う"Lamette(刃)"(1982)。相変わらずイカシタRettoreサマぶりを充分に魅せ付け、50代という年齢を感じさせない素敵なステージを楽しませてくれました。
ここでは1982年当時の映像を貼っておきます。
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2010年07月26日
第64回イタリアPOPSフェスタ(2010年7月)レポート (その2/ Lelio Luttazzi,Enrico Nascimbeni)
その1はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/archives/51844190.html
第2部
Maestro di Hit Paradeという異名を取ったイタリアPOPS界の巨匠、Lelio Luttazzi(レリォ・ルッタッツィ/Trieste出身)が、2010年7月8日にこの世を去りました。1923年生まれの87歳でした。
キリスト教の司祭からピアノの手ほどきを受けて育ったLelioは、第2次世界大戦中からプロとしての活動を始め、やがて訪れるテレビ放送の時代の最初期からテレビ番組の音楽ディレクターとして、またTeddy Reno(テディ・レーノ)やMina(ミーナ)などの人気歌手に多くの楽曲を提供して一世風靡した人物です。
7月FESTAでは、そんな在りし日のLelio Luttazziを忍んで、彼の黄金時代の映像集+解説本セットの「Il giovanotto matto(風変りな体格のいい若者)」(2008)のDVDからご紹介いたしました。

フランスで活躍したブルガリア出身の大歌手Sylvie Vartan(シルヴィ・ヴァルタン)とイタリア語でデュエットした1969年の映像を最初に紹介しました。
続いてはイタリアの歌の女王Minaと1965年にデュエットした映像で、"Chi mai sei tu(あなたはいったい誰)"。
続きを読む leggere la continuazione2010年07月25日
第64回イタリアPOPSフェスタ(2010年7月)レポート (その1/ Roy Paci & Aretuska)
第64回Festaは、17名の参加者が集まり、東京・亀戸の某所にて7/24(土)に開催されました。参加者の内訳は男性6名 女性11名(うち、初参加者2名)。
まさに『隠れ家』となるプライヴェートなバンケットルームを貸し切り、極上の音楽と夜景を楽しむ、至福のひと時となったかと思います。
集合写真撮影
Pop!Italiano
kazuma氏
第1部
梅雨開けと同時に灼熱の日々が続く、まさに盛夏を迎えました。
7月FESTAの第1部は夏に似合うRoy Paci & Aretuska(ロイ・パーチ・エ・アレトゥスカ)をご紹介いたしました。
Roy Paci(ロイ・パーチ/41歳/Siracusa近郊出身)が、歌、トランペット、曲作り、編曲、プロデュースを務める中心人物で、他のアーティストのアルバムにトランペット演奏者としても引っ張りだこの人物です。
ちなみに幼少期よりピアノを習い始め、トランペットは10歳から始めたものの、13歳の時には楽団内でトップのトランペッターを務めるほどの腕前となり、この時期からJazzも演奏するようになったそうです。
20歳前後の時期にラテンアメリカ、カナリア諸島、アフリカのセネガルを旅し、その体験が彼の音楽に重要な要素になることになったとのことです。確かに彼の音楽は、イタリア音楽というよりも、中南米音楽や南洋の島音楽のテイストが溢れていますし、歌詞もいろいろな地域の言語を積極的に取り入れるスタイルを取っています。
当7月FESTAでは、2010年にリリースされたアルバム「Latinista(ラテン主義者)」をメインにRoy Paci & Aretuskaの魅力をお届けいたしました。

最初にアルバムの冒頭に収められた短いイントロ曲"Introavailable"、続いてアルバムタイトル曲"Latinisita"を続けて聴いていただきました。
何と言ってもイントロ曲"Introavailable"の冒頭に日本語のセリフ『わたしは日本人でラティニスタです』という日本女性のMCが入るのが驚きでそのあと、アラビア語など様々な国の言葉で同様の意味のMCが入るという仕掛けになっています。
アルバムタイトル曲"Latinista"も、イタリア語、スペイン語、英語などが入れ交じった歌詞の曲で、タイトルのイメージとは少々異なり、メランコリックなタイプの楽曲に仕上がっています。
FESTAではここで一旦Roy Paci & Aretuskaから離れて、日本語のセリフが入るイタリアPOPS楽曲としてCasino Royale(カズィノ・ロイァーレ)の"Là sopra qualcuno ti ama(あの上では誰かが君を愛している)"を紹介しました。

イタリアのスカのジャンルで『The King』の異名を取るGiuliano Palma(ジゥリアーノ・パルマ)がフロントマンを務めていたCasino Royale第1期最後の傑作アルバム「CRX」(1997)のエンディングに収められていた楽曲で、スカ独特の気だるいリズムに乗せた楽曲がひとしきり続いた後、少々のインターバルを置いたゴーズトトラックとして日本女性のナレーションが入ります。
わたしたちは20世紀に向けてもう準備OK。音楽はいつも私たちの冒険なの。センプレ・ピュウ・ヴィチーニ
発音はネイティブな日本語なのですが、発言内容がネイティブっぽくない、機械翻訳のよう。
そしてイタリア語部分はまさにカタカナを読んでいるような発音。
ちなみに"Sempre più vicini"というタイトルのアルバムをCasino Royaleは1995年にリリースしています。

再びRoy Paci & Aretuskaに戻り、アルバム「Latinista」から"Fiesta total"をお届けしました。この楽曲も英語、アラブ語、イタリア語、スペイン語、フランス語、そして日本語など、様々な言語をごった煮にした歌詞になっています。
ちなみに日本語部分は
Irariajindesu(イタリア人です)
となっています。Italiajinではなく、Itariajinと、日本語のローマ字綴りになっているところにも感心してしまいました。
この楽曲はまさにラテンっぽいノリの楽曲です。
続いてシングル曲となった"Bonjour Bahia"をPVでご覧いただきました。Roy PaciがJovanotti(ジォヴァノッティ)ことLorenzo Cherbini(ロレンツォ・ケルビーニ)と共作したゴキゲンナ楽曲に仕上がっています。
第1部の最後はRoy Paci & Aretuskaの過去のヒット曲の中から"Cantu siciliano(2002)をDVD映像で楽しんでもらいました。ベストアルバム(CD+DVD)の「BESTiario Siciliano」(2008)から。






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