2010年02月02日
第59回イタリアPOPSフェスタ(2010年2月)参加者募集
現代イタリアの第一線で活躍しているミュージシャンや、時代を超えて多くのイタリア人の心に残る作品・・・様々なイタリアPOPSやロックを知って、あなたのイタリア観や音楽観に一層の広がりを!
★イタリアのトップアーティストたちのライブ映像やビデオクリップを楽しみ、日本語解説で補足します。
期日:2010年2月27日(土)
17:15〜21:30 (16:45開場)
会費:無料(飲食物のお持ち寄りを歓迎します)
席数:先着20名
会場:東京・JR亀戸駅 徒歩2分
(参加申込者のみに詳細をお知らせいたします)
アクセス:JR 亀戸駅 東口 徒歩2分
注意事項」
※先着20名に達し次第、募集を締め切ります。
※席数に達しなかった場合でも、準備の都合上、予約締切は2/26(金)となります。
※音楽鑑賞タイムは、音楽を鑑賞する目的の参加者の迷惑とならないよう各自ご注意ください。
参加ご希望の方はコチラから
お申し込みください。(予約制)
2010年01月20日
第58回イタリアPOPSフェスタ(2010年1月)レポート (その4)
第4部
1月FESTAのフィナーレは、世界で最も売れているイタリア女性歌手のLaura Pausini(ラウラ・パウズィーニ/36歳/Faenza出身)。18歳でデビューしたLauraですが、2010年には36歳になり、獲得した世界的な名声を加味すると、もはや充分にプリマドンナの域に達していると言えるでしょう。
※当サイトでのLaura Pausiniの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Laura_Pausini
2008年11月14日に発売したオリジナルアルバム「Primavera in anticipo(早春)」は、空前の大ヒットを記録しました。
イタリア本国では、ダイアモンドディスクを2回
スイス、マルタ、ベルギー、ヨーロッパチャート、ワールドアルバムチャートではプラチナディスク
スペイン、オーストリア、クロアチア、フィンランド、スウェーデン、アメリカ、メキシコ、コロンビア、エクアドル、ヴェネズエラではゴールドディスク
フランスではシルバーディスク
そのアルバムをひっさげて2009年ワールドツアーを行ったときのライヴ映像を丁寧にまとめあげたライヴCD+DVD「Laura live world tour 09」を2009年11月27日に発売しました。曲毎に各国の町でのライブ映像に切り替えるという手法でライブ映像をまとめた内容ですので、公演があった国のファンには嬉しいところ。

イタリアでは既にダブルプラチナディスクを獲得し、2009年の締めまでわずか1ヶ月強しかなかったとういうのに、年間アルバムチャートの8位にランク入りしました。
字幕もイタリア語、英語、スペイン語を選べる仕様になっていますので、イタリア語が判らない方は英語に切り替えて意味を追うとか、イタリア語のヒアリングの練習には、イタリア語字幕でヒアリング内容を確かめる、といった教材的な使い方もできます。活字の教材には出てこないようなイカシタ表現も覚えることができると思います。
当フェスタでは、Laura Pausiniの作品はリリースされる度に必ず紹介して来たので、ライブDVDにはお馴染みの曲がいっぱい。でも今回は今までFESTAで紹介したことのない曲を中心に選曲してみました。
1曲目は"La geografia del mio cammino(私の歩みの地理)"。Abruzzo州Teramoでのライヴ映像で、Lauraは曲の紹介のところでこんなことを述べています。
私は長年世界を旅して来た
その旅を通じて多くの人々に出会って
私自身のことも判るようになってきたわ
人ってお互いに手を差し伸べあって生きていて、
その信頼が私たちを結びつけているのだと
私は信じているの
そうした友情というものは
今の世界と私たちの心の中では
絶対的に価値があるものだと思うの
次の曲を勇気ある人々に捧げます
真っ直ぐに前を見つめて、秋の落ち葉の中を歩くLauraの映像がステージの背後に流れるのが、とても素敵なステージ。
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2010年01月19日
第58回イタリアPOPSフェスタ(2010年1月)レポート (その3)
第3部
『1月FESTAではイタポ王子を2人紹介するよ』とFESTA参加者限定のコミュニティで発表したところ、主に女性メンバーの反応が良好だったので、第3部という美味しいポジションをイタポ王子コーナーに据えました。
『〜王子』と呼ぶからには、若さだけでなく、ベテランをも凌駕するような実力や可能性を秘めていなければなりません。
FESTA参加歴のある方々の間では、20代や30前後のアーティストの名前が憶測で飛び交っていましたが、いえいえ、『〜王子』ですから、未成年じゃなきゃ。なんと1990年生まれという、2010年にやっと20歳を迎える2人の美少年をラインナップしました。
1人目はFilippo Perbellini(フィリッポ・ペルベッリーニ/20歳/Verona出身)。
2009年2月に開催されたサンレモ音楽祭の新人部門に、唯一の男性歌手として出場していたFilippo。
しかし、ほとんどのサンレモ出場者がサンレモ開催中〜直後に出場曲を含むCDを発表する中、2009年9月になってやっとデビューアルバム「metà & metà」をリリースする運びになりました。

Filippoはキーボードもギターも弾きこなし、年齢に似合わない渋い声で歌う早熟の天才少年として、16歳ぐらいからPhilという名前でユーロビートの世界で活動していたそうです。
Laura Pausini(ラウラ・パウズィーニ)の父である音楽家Fabrizio Pausini(ファブリツィオ・パウズィーニ)が主催するSolaroro音楽祭で優勝したのが、プロになるきっかけとなったというエピソードもあります。
サンレモ音楽祭出場曲"Cuore senza cuore(心無い心)"は、売れっ子作詞家Cheope(ケオペ)と巨匠カンタウトーレRiccardo Cocciante(リッカルド・コッチャンテ)がFilippoのために書き下ろした、緊張感のある楽曲。
FestaではPVに続いて、サンレモ音楽祭でRiccardo Coccianteと共演した時のステージも映像で楽しんでいただきました。
サンレモ関係の映像は、ネット上での公開をRAIが厳しく制限していますので、ここではPVの映像だけ貼っておきます。
Filippo Perbelliniの2曲目は、アルバムタイトルとなった"metà & metà(半分と半分)"をPVでご覧いただきました。年齢に似合わず、彼の音楽スタイルの基本はファンクなんだ!と感じさせてくれる楽曲ですね。ギターもフルアコ! という渋い選定も、年齢に似つかわしくありませんね。
続きを読む2010年01月18日
第58回イタリアPOPSフェスタ(2010年1月)レポート (その2)
第2部
第2部は来日アーティスト特集。今春は突如として4組ものイタリアのアーティストの来日ラッシュとなるという、嬉しいNewsが飛び込んでまいりましたので、来日スケジュール順に紹介するコーナーに充てることにしました。
1982年、2001年、2005年、2006年、そして今回の2010年と、5回目の来日となるMario Maglione(マリォ・マリォーネ/53歳/Napoli出身)。名実ともに正調ナポレターナの第一人者として円熟してきた彼のステージにまた触れることができるのは、とても幸せなこと。
今回は東京・横浜を中心に3公演(3月13日銀座、15日横浜、18日国分寺)となっています。
※当サイトでのMario Maglioneの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Mario_Maglione

『正調ナポレターナ』とは、ギターを弾きながら地声で歌う、ナポリ歌謡本来のスタイル。世間一般でイメージ定着しているオペラ歌手が朗々と歌い上げるナポリ民謡とは趣が異なります。地声といっても、Marioの声はオペラ歌手のベルカントと同等以上の美しさがあり、特に生ステージではその魅力を存分に味わえることは間違いありません。
Festaでは、有名なナポレターナ"Voce 'e notte(夜の声)"を映像でご覧いただきました。1904年に発表されたセレナーデタイプの楽曲です。2008年のMario Maglioneのステージから。
今回のMarioの来日も日本人歌手・松本淳子さんとのジョイントコンサート。1982年の初来日を除き、2000年代以降の来日公演は全て松本順子さんとの共演なので、もはやお互いに不可欠なパートナーとも言えるでしょう。
松本淳子さんは1995年にNapoliに渡って修行を積み、古典的ナポレターナを得意としながらも、新世代のイタリア音楽やイタリア以外の音楽までもレパートリーに持つ精力的なアーティスト。

FESTAでは2005年に発表したアルバム「夜は二人のために Notte per due」から、代表曲 "Ma l'amore no けれど恋は" を映像でご覧いただきました。
映画「Stasera niente di nuovo (今夜、新しいことは何もない)」(1943)で女優Alida Valliが歌った楽曲で、戦時中の楽曲ではありますが、現在でもなお、ミスイタリア決勝大会のテーマソングとして流れたりするほど、イタリア社会に定着しているスタンダードナンバー。
2010年01月17日
第58回イタリアPOPSフェスタ(2010年1月)レポート (その1)
第58回Festaは、20名の参加者が集まり、東京・亀戸の某所にて1/16(土)に開催しました。参加者の内訳は男性9名 女性11名(うち、初参加者3名)。
まさに『隠れ家』となるプライヴェートなバンケットルームを貸し切り、極上の音楽と夜景を楽しむと同時に、極上の音楽を楽しむ、至福のひと時となったかと思います。
集合写真撮影
Pop!Italiano
kazuma氏
第1部
2009年、イタリアで大人気のオーディション番組『X Factor(イクス・ファクトル)』2ndシーズンより躍り出たNoemi(ノエミ/28歳/Roma出身)。番組では優勝こそしなかったものの、出場者の中で最も商業的な成功を収め、最も大きな注目を集めました。(2009年7月レポート参照)
4月24日に発売したデビュー盤となるミニアルバム「NOEMI」は初登場でヒットチャートのベスト10にランクインし、ゴールドディスクを獲得。シングル曲"Briciole(かけら)"はヒットチャートの1位に輝きました。
10月2日には待望のフルアルバム「sulla mia pelle(私の肌の上に)」を発表。こちらはさらに売れ行きが好調で、発売後わずかな期間でプラチナディスクを獲得しています。1月FESTAのトップは、このNoemiのアルバム「sulla mia pelle(私の肌の上に)」から紹介を始めました。

1曲目はアコーディオンのバッキングが心地よい"All'infinito(無限に)"。イタリアをテーマにしたTV番組のエンディングにも使えそうな楽曲です。
2曲目は"L'amore si odia(愛は憎まれる)"。アルバム発売に先立って9月4日発表されたこの楽曲は、同じRoma出身で同じ赤毛の大先輩歌手Fiorella Mannoia(フィオレッラ・マンノイア/56歳/Roma出身)とデュエットという話題曲で、当然のようにヒットチャートの1位を総なめしました。
さて、Noemiのデュエット相手を買って出たFiorella Mannoiaも、ほぼ同時期の9月27日にアルバム「Ho imparato a sognare(私は夢見ることを覚えた)」をリリースしました。先のNoemiとのデュエット曲も、ボーナストラックとしてアルバムに収められています。

当サイトでのFiorella Mannoiaの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Fiorella_Mannoia
今回のアルバムはイタリアのアーティストたちの作品のカバーアルバム。Lucio Battisti(ルチォ・バッティスティ)、Ivano Fossati(イヴァーノ・フォッサティ)といった大物の作品も取り上げていますが、Cesare Cremonini(チェーザレ・クレモニーニ)、Tiziano Ferro(ティツィアーノ・フェッロ)、Negramaro(ネグラマーロ)、Niccolò Fabi(ニッコロ・ファビ)といった若手の作品を大きく取り上げているのが斬新なところ。
カバーは本家に勝てない・・・という評価が一般的ではありますが、どうしてどうして。このFiorella Mannoiaのカバーは本家に勝るとも劣らない・・・というか、オリジナル作品のまたもうひとつの顔を感じさせてくれるようなレベルにまで昇華されているように感じます。
また添付されたDVDには、過去に発表した名カバーであり、Fiorellaの代表曲のひとつといえる"Sally"のスタジオライヴ映像とバックステージ映像が収められています。(オリジナルはVasco Rossi)
グッと渋い演奏をするミュージシャンたちに囲まれて歌うFiorellaの姿を、絶妙のカメラワークでシュートした映像はとても瑞々しくて綺麗。自然の光の美しさを生かしたその映像は、作品のグレードをさらに格上げしてくれています。








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